仕事にしちゃった歌って踊る事の他には、ゲームと読書が子供の頃からの趣味のヨコザワだが、ここへ来てゲーム離れが急速に進んでいる。
世の立派な大人みたいな事は言いたくないのだが、ゲームをしなくても全然平気なのだ。
忙しくて時間もないし。
てか、これはゲーマー視線だけど、面白いゲームが無いんだもん。
大人になって経験値が上がり、ちょっとやそっとの刺激じゃ満足できなくなってきたのはあるだろう。
それにしても、クリエイターの能力が下がってきてないかね?
次世代機(PS3とか、最新のやつ)はソフトの制作費が高騰して、おいそれと意欲作が作れなくなったと聞いたのは、かなり前の話だ。
進化し続ける機械の性能についていけず、ゲームはこのまま衰退していくのか。
せめて業界の今後を見守っていきたいところだが、このままじゃそれも怪しくなっちゃうよ…。
しかも最近は本も読んでなくて、(表現に携わる人間がこんなこと言うのはどうかと思うが)ゲームも小説も無くても、人生全然平気だなといまさらながら気付いた。
普通に暮らし、普通に人と接して生きて行けるんだと、35にして新鮮な驚きを覚えた。
テレビもほとんど見ないヨコザワにとって、海外ドラマと毎週のジャンプが唯一のメディアとの接点だが、それさえも無くなった人生を想像すると、そら恐ろしい。
こういう物の面白さは、自分の知らない世界を擬似体験させてくれるところと好奇心を満たしてくれる事だと思っているが、そんなもの無くても人生は何不自由なく送れるということだ。
向こう側にずっといた人間としては、感情移入能力と感受性は、そういうところでこそ養えると信じているのだが、役者に必須のそれらの能力は、どうやら日常にはそれほど必要ではないらしい。
たくさんの物を見て読んで、これからも心動かしていきたいが、そのためにも良いものをたくさん作ってもらいたい。
ミュージカル界も頑張るよ(≧∇≦)