ダイエットなんて簡単だ? | よこけんの右往左往

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「よこけん」こと、 ミュージカル俳優、横沢健司のひびを綴った日記です。

だいぶ前の事だが、劇団四季の『夢から醒めた夢』のビデオがポロリと出てきた事があった。

そこでは、20台前半の自分が伸び伸び踊っていた。

踊りは全然上手くないが(今だってそんなに上手い訳じゃないが)、パワフルさと踊りのキレは、我ながら大したモノだと思ってしまった。


自分のウエイトを意識するようになったのは、いつからだろうか?

アクロバットがある時は、確かに気にしていたような気もする。

しかし最近は年のせいか、踊りがあるときは意識してウエイトを落とさないと、膝や腰が辛いのだ。

あー、ヤダヤダ(; ̄ェ ̄)


しかしそのおかけで、ダイエットに関してはだいぶ造詣が深くなった。

とは言っても、理屈から言えば簡単な事なのだ。

入って来るカロリーより、消費するカロリーを多くすれば、イヤでも痩せるのだ。痩せざるをえないのだ。

脂肪の付きやすさには個人差があるが、これは太り易い体質の方が生物的には優れているのだと自分に言い聞かせて頑張るしかない。

では、どう頑張るかだが、摂取カロリーの方は、いかにストレスなく、脂や砂糖などの『割高な』要素を減らせるかに尽きる。

自分の食生活をじっくり見直してみれば、それほど苦労せずにカット出来る脂分や糖分が必ずあるはずだ。

この時大事なのは、三大栄養素、糖質・脂質・たんぱく質のうち、たんぱく質はあまり減らしてはいけないということだ。

筋肉の材料になるたんぱく質をけずると、
筋肉が育たなくなる。

筋肉は脂肪より重たいので、筋肉を落とせば体重は目に見えて減るが、必ずリバウンドしてしまう。

だから、ダイエット中はたんぱく質とビタミンをしっかり摂って、軽い運動を欠かさずして、筋肉を落とさないようにしなければならない。

ちなみに、運動しない=筋肉が必要ない状態になると、人間は脂肪より先に筋肉を栄養源として使ってしまうそうだ。

基礎代謝を落として、少しでも長生きするための優れたシステムだが、このために、イヤでも運動はしなくてはいけない…。


次に消費カロリーの方だが、こちらもいかにストレスなく運動を続けるかが大事だ。

そこで、最近いろんなダイエットで取り上げられているように、体幹=お腹まわりを鍛えるのがよい。

身体の中で特に大きな筋肉、背中と足を使うためにウォーキングもいいが、体幹は普段あまり使っていないために、効果が出るのが早い。

更に、体幹に筋肉がつくと、内臓をしっかり支えられるようになるために、姿勢も良くなるし、何より胃が圧迫されて食べる量が自然と減るのがよい。


今より少し摂取カロリーを減らして、今より少し消費カロリーを増やす。

それが自分のライフスタイルになるまで慣れて来たら、また少し削れる所は削り、増やせる所を増やす。

そうしていけば、理論上は確実に痩せるはずだ。痩せざるをえないのだ。



……理論上はね。

これだけ分かっているのに、最近は全然痩せない。

エリザ中には、ダイエットしてるハズがむしろ増えたりした。

もうね、どうしたら痩せるのかさっぱりワカラナイヨ((((;゚Д゚)))))))

ダイエットを諦めるその日まで、新たな理論の探求は続く……。