ダイエットと「モード切り替え」 | よこけんの右往左往

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「よこけん」こと、 ミュージカル俳優、横沢健司のひびを綴った日記です。

本日はお稽古休み。家から一歩も出ずに、ゴロゴロして過ごした。

ゴロゴロするの大好き(#^.^#)

インドア派の僕は、いざとなれば好きなだけ引き籠もっていられる。なんなら一日中コタツに引き籠もって、ミカンだけで生活していたい。

さて、そんな僕が、色々と突き詰めた細々としたダイエット要素以上に大事だなと感じたのが、身体の「モード」だ。

今日のような、ダラダラと寛いでいる状態が「おうちモード」。腹痛もピタッと収まるような、仕事場で神経が張っている状態が「お外モード」だ。

何の違いなのか理論的には分からないのだが、体感としては確実にオンとオフがある。

科学的(生物学的?)には、血圧が高く交感神経が活発で、脳内にはアドレナリンも出ているような状態じゃないかと思う。

例えば、「夏モード」と「冬モード」の違いは分かりやすいだろう。

夏は外気の温度が高いため、身体中の毛細血管が拡張して体内の熱を外に逃がす。→熱が逃げるため、がんがんエネルギーを使って発熱する。→痩せる。

逆に冬は、外が寒いので毛細血管を収縮させて身体の熱を逃がさないようにする。→熱が籠もってるので、必要以上に発熱する必要がない。→いざという時の備蓄として、脂肪に変換して溜め込む。→太る。

これと同じような関係が、「おうちモード」と「お外モード」の間にもあるのではないだろうか。

僕は元来人見知りで、家族以外の人と会うだけで常にかなり神経が張っているのだが、これを大昔の、まだ人間が動物だった頃の「狩猟モード」と「冬眠モード」だと考えるとしっくりくるような気がする。

職場で人と会っている時は、神経を張り詰めて獲物を探している「狩猟モード」。獲物を持ち帰らなければ一族皆が飢えるしかないので、超真剣だ。この間は溜め込んだ脂肪を使ってエネルギーを補充するので、お腹もすかない。

家に帰って、愛犬の顔を見てリラックスすると「冬眠モード」。冬を生き抜き、次に獲物に出会える春を待つために、少しでもエネルギーを長持ちさせようと体内の活動をギリギリまで抑える。当然摂取したエネルギーが余れば、脂肪として蓄える。

同じような事をスポーツマンやトレーナーの人も言っていて、一日の早いうちに運動して汗をかいておくと、その日一日「脂肪燃焼モード」で過ごせると言う話は良く聞く。

先の例で言えば、朝の運動によって身体が「あ、今日は獲物を探しに行く日なんだな」と思ってくれると言うことか。

こういう事を、科学的に解明してくれた人が居ないので、正しくはどういう事なのかよく分からない。けど、論理的にはありそうな気がする。

自律神経の問題だ、と言う意見もあるが、僕は脳内物質のバランスじゃないかと思う。例えば、アドレナリンの分泌量の問題だとすれば、オンとオフだけじゃなくていろんな段階があるハズだ。

はい、やっと今日言いたかった事に辿りつきました。

つまり、「お外モード」への移り方は人それぞれだろうけど、ダイエットしたかったら、多少なりとも「おうちモード」を切り替えてからの方が楽チンですよと言いたかったのです。

僕にとっては、「おうちモード」のまま終了するジョギングより、余所の人と出会うジムでのトレーニングの方が効果があると実感している。それは、そんな理由からじゃないかと思うのです。