未来 | よこけんの右往左往

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「よこけん」こと、 ミュージカル俳優、横沢健司のひびを綴った日記です。

こないだ、ビックカメラをウロウロしていると、「ただ今、ニンテンドー3DSを緊急入荷致しました」とアナウンスが流れた。

そういえば、DSやWiiは発売後何ヶ月も品薄が続き、「緊急入荷」にたまたま居合わせる幸運にでも恵まれなければ手に入らなかったものだ(まあ、作る側の見通しの甘さがあった訳だが)。


3DSの発売から、そろそろ1週間が経とうとしているが、売れ行きはどうなのだろうか。

発売日には、当然各地でフィーバーした様だが、情報通のゲーム友達に聞いたところ、今最も売れているハードの後継機にしては、静かな立ち上がりだという。

同時発売のラインナップに、大したソフトが無いのだからさもありなん、という感じだが、それでもあれだけ売れるというのは、「裸眼で3D」のインパクトが如何に強いかが分かるというものだ。

ただ、ゲーマーとして未来のゲームには興味津々だが、3Dってそんなに必要かね?

テレビもそうだが、どうも間違った方に頑張ってるように思えてならない。

なにしろ、その性能を活かせるソフト(コンテンツ)が充実していないのだから。

製作サイドからすると、「そんなに要望があるとは思えないけど、新製品開発しなきゃいけないから3Dでも作っとく?」くらいのキモチなんじゃないのか


買い手の眼が肥えて、ちょっとやそっとじゃ驚かなくなって大変なのは分かるが、いいソフトさえあればちゃんとついて来てくれるんじゃないのか。

制作費の高騰により、今はクリエイターが失敗しないものばかり作る傾向があるという。

どこの世界でも大変だとは思うが、人間の能力の限界が来ていると思わせないで欲しいものだ。