●梛獅子の丘を散策 | マウンテンフリークのブログ

●梛獅子の丘を散策

新年になって既に4つの山に登ったが昨日は天候&体力の回復の関係で自宅にて沈殿しました。

本日は午前中は用事がある関係で外出は出来ず午後からの活動となった。

何処に行こうかと考えた末に決めたのが "梛獅子の丘" でした。

この散策ルートはあまり有名ではないが小生の自宅から近いと言うメリットは大きい。

私が静岡県に転居する33年前でも知らなかった程。

簡単なコースらしいので "一度歩いてみようか?" と言う様なノリでチャレンジしてみる事にしました。

 

 

    2024/1/4(木)

自宅からスクーターに乗って梛獅子の丘の入口に進出する。

地元の低山ですがその終点はNHKの電波塔が建つ山(地元での呼称は "片山" )です。

片山は中学生当時の様な体力は望めないがここは熟年パワーを発揮して登頂を目指しましょう。 (笑)

 

(大池入林口)

入林口の傍には大小の溜め池が有ります。

地元の賞浦区の自治会が管理しているらしい。

かなり昔は釣り針を垂れる人も居た様だが現在は釣りは禁止。

 

(大池&小池)

踏み跡に沿って雑木林の中を進みます。

ピンテも皆無でルートは不明瞭だが踏み跡をしっかり見極める事が大切。

踏み跡は正確に右折して尾根に向かって延びる。

 

(右折地点)

尾根に乗りました。

道標が設置されており右方向は大住寺集落方面で左方向は片山電波塔へ至る道。

私は後者を選択して丸木階段を一歩ずつ上って行く。

 

(尾根に乗る)

道なりに上って行けば道が二股に分かれる。

片山への道は右方向ですが左方向は麓に繋がる別の下山道です。

此方の道は復路で辿る事になります。

 

(分岐)

黙々と登って行けば南展望台広場に出る。

休憩用のベンチも設置されておりひと息吐くには便利だ。

樹木に囲まれて展望はあまり利きませんが一部の展望は得られる。

此方はたつの市南部の展望で遠くに見えるのは瀬戸内海

 

(南展望広場 ①)

此方は北側(私が今し方登って来た方向)の眺め。

樹間越しに見える山並みは元旦に私が初日の出を拝んだ "太鼓岩~鶴嘴山の稜線" です。

 

(南展望広場 ②)

休憩用ベンチの傍で自分撮り。

ここまで登ればもう片山の頂上はかなり近付いた。

ベンチに腰掛けて暫しの休憩とします。

 

(南展望広場 ③)

南展望広場から数分進めば右から島田集落からのルートが合流する。

眼下にたつの市街地が見下ろせます。

その背後には新龍アルプスが連なる。

たつの市を東西に分断する様に流れるのが揖保川(一級河川)。

 

(新龍アルプスを望む)

此方の眺めは新龍アルプスの南半分。

手前に位置するのが鶏籠山でその背後に連なるのが的場山~亀山です。

樹間越しの眺めだが写真は撮っておく。

 

(たつの市中心街を望む)

島田地区からの合流点に設置された案内板を見て初めて知ったのですがこの山は正式には "東山" と呼ばれている様でその標高は228mとの旨。

最高地点はテレビ塔が建つ小高い丘でしょうが先に展望が利きそうな広場に向かいました。

此方は南東方面の眺めです。

眼下には巨大な日本ジャイアントタイヤの工場が見下ろせてその背後には姫路市に属する山が重なっています。

 

(頂上幌場から南東側の眺め)

頂上広場にて自分撮り。

広場にはベンチも設置されてミニサッカーが出来る程の広さは有る。

広場の向う側には電波塔が頭を出していますね。

 

(頂上の広場)

此方は南側の眺め。

樹木の丈も低くて展望は頗るよろしい。

たつの市街地は元より姫路市の南西部の工業地帯も一望。

瀬戸内海に浮かぶ家島群島も見えるがその全貌はムリ。

何と言っても標高が300mに満たないからこれは仕方ない。

 

(頂上から南側の眺め)

此方は南西部の眺め。

お馴染みの鶏籠山・的場山・亀山のトリオはもちろん揖保川の右岸に広がる市街地が見える。

またその奥には揖西町(たつの市)の一部が写り込んでいます。

展望に恵まれた広場と言えます。

恐らく元旦は初日の出スポットとして賑わったのではないかな?

 

(頂上から南西側の眺め)

此方が頂上三角点が埋設された広場です。

私のバックは通称:片山電波塔で金網柵で敷地は囲われています。

中学生の頃とはすっかりと様変わりした事に驚きです。

そりゃ50年前とはご時世が違いますよね! (笑)

 

(片山電波塔)

頂上三角点に触れてから下山に掛かります。

往路を忠実に辿って高度を下げて行く。

南展望台広場を過ぎれば分岐を右に進む。

急斜面を小刻みなジグザグを切って下ればあっと言う間に麓の雑木林(アベマキの森)に着く。

既に麓の水田が見えているからもう大丈夫。

入林口のゲートを開けて外に出て此度の山行は終了となった。

 

(下山完了)

 

 

  (コースタイム)

梛八幡神社(14:08)~大池登山口(14:12)~尾根に乗る(14:27)~分岐()~南展望広場(14:48~58)~島田分岐(15:02~4)~片山テレビ塔(15:09~34)~島田分岐(15:38)~南展望広場(15:43)~分岐(16:02)~眺望の小径(16:07)~アベマキの森(16:20)~大池登山口(16:30)~梛八幡神社(13:34)