●長水山(宍粟50名山)に登る (後編)
2023/10/31(火)…後編
頂上の標柱から15m程離れた所には "本丸の石垣" が築かれているがこの城が築かれた当時にはこの上には櫓でも建っていたのかな?
恐らく天守閣などは無かったとは思います。
それではこの石垣の上に登ってみましょう。
(本丸の石垣)
石段を利用して石垣の上に立ちます。
不動明王像をバックに記念撮影を行う。
(本丸の石垣に立つ)
不動明王像の他にも石碑が見られます。
何の石碑かはよく分かりませんが私としては登頂を果たした事が最重要課題ですからその辺の事情は深くは考えず。
(本丸の石垣に立つ石碑)
篠ノ丸城跡が有る山(通称:一本松)の方面を撮影する。
山崎町の街並みが広がり揖保川を挟んで高取山並びに聖山城跡も望む事が出来ます。
(本丸からの眺め ①)
此方は本丸跡の東側の眺めです。
雪彦山、明神岳、七種山などの播磨(兵庫県西部)の名山が見える。
前記の山々は私も登頂した事が有りますが何れも疎遠になっています。
この様な大展望を見せられたら "次はあの山、その次はその山" と登山のモチベーションが俄然高まるのです。 (笑)
(本丸からの眺め ②)
本丸跡と二ノ丸跡は幅が狭い土道によって繋がっています。
向う側に見える削平地が二ノ丸跡になります。
展望は二ノ丸跡の方が良いと聞いていますからこれは楽しみ。
それでは行ってみましょう。
(本丸から二ノ丸への道)
二ノ丸跡から南側を眺めてみます。
本丸跡からも見えた一本松(篠ノ丸城跡)の向う側には瀬戸内海が見えて家島群島が浮かんでいますね。
こんな山奥? (失礼!) から瀬戸内海が見えるなんて想像すらしていなかった。
(二ノ丸からの眺め ①)
此方は前述(本丸跡の記事)にアップした東側の眺め。
見える山は本丸跡と同じだが少しだけズームアップ撮影です。
これで長水城跡での眺めは堪能しましたから下山に掛かります。
時刻は15:21ですから16:30には下山できそうかな?
(二ノ丸からの眺め ②)
下山は往路を引き返すのみですから不安はない。
しかも北山を経由する必要も有りませんから生谷ルート分岐から直接ショートカットできるから歩く距離は大幅な短縮が可能です。
ノンストップで下山に専心したので1時間弱で登山口に戻れました。
(下山完了)
汗に濡れたポロシャツを乾かしてからスクーターを始動。
山崎町は廉価な給油所が何軒か有るのでスクーターを満タンにしてから自宅に帰りました。
と言ってもたかがスクーターですから給油量は4㍑程ですがね。 (笑)
(コースタイム)
生谷登山口(12:10)~展望舎分岐(12:13)~尾根コース分岐(12:38~40)~北山の三角点(12:44~13:22)~尾根コース分岐(13:28)~展望舎(13:40~47)~生谷コース分岐(13:50)~分岐(13:53)~宇野・頂上分岐(14:30)~本丸分岐(14:37)~長水山頂上部石垣・二ノ丸跡(14:41~15:21)~本丸分岐(15:28)~林間広場分岐(15:57)~下町・生谷分岐(16:04)~展望舎分岐(16:11)~生谷登山口(16:13)