●那岐山(日本300名山)に登る(後編) | マウンテンフリークのブログ

●那岐山(日本300名山)に登る(後編)

   2023/10/26(木)…後編

那岐山頂上からの眺望を堪能しましょう。

此方は北側の眺めですが著名な山が無いから山座同定の目安が有りません。

とにかく鳥取県に属する山並みの眺めとだけ述べておきましょう。

 

(那岐山頂上からの眺め ①)

此方は頂上の東側の眺め。

手前のピークの彼方には氷ノ山(標高1501m)が見える筈だが確認は出来ず。

空気が澄んでいない季節&条件下では見えない事もまま有るからな。

いくら晴天でも登頂時に運によるのです。

 

(那岐山頂上からの眺め ②)

此方は西側の眺めです。

鞍部に建つ避難小屋から三角点峰に延びる縦走路が確認できます。

計画ではこの縦走路を辿る事になっている。

天気もよくて当に "展望のプロムナード" と言えますな。

 

(那岐山頂上からの眺め ③)

頂上から数分も下れば "那岐山避難小屋" に着きます。

登山者にとっては休憩場所として有難い存在で寝袋を持参すれば宿泊も可。

何と言っても頂上までの距離が近いのがいいですな!

 

(那岐山避難小屋)

避難小屋から鞍部に下って登り返して "三角点峰" に着く。

ここで今しがた辿って来た稜線を振り返ります。

考えてみれば那岐山頂上には三角点標石が、見当たらなかったがそれは此方のピークにそれが埋設されているからだな。

 

(三角点峰からの眺め)

三角点標石の傍で自分撮り。

この地の標高は1240mと頂上よりも15m低いが三角点峰とあって展望はこちらの方が良い。

 

(三角点峰に立つ)

三角点峰の頂上部に建っていたトイレ棟が工事中です。

ご覧の様に工事用の足場が組まれて作業員が働く。

どうやら補修工事ではなくて建て替え工事の様です。

冬が訪れる前に完工させる計画と思われます。

 

(工事中のトイレ棟)

三角点峰からは下りに専心する。

20分も下れば南側の展望が良い "大神岩" に着きますが残念ながら靄が掛かった状況でクッキリとした展望は得られず。

ここで那岐山頂上で一緒だった玉野市(岡山県)から来た御仁と再会する。

彼は私よりも30分程遅れて頂上を出たそうだからかなりの健脚の様だ。

 

(大神岩からの眺め)

彼から大神岩の裏側の岩場には "神仏ポイント(崇拝所か?)" が有るから行ってみましょうと誘われて同行する。

岩場には "不動明王" と刻まれているのを確認してここで2人揃って一礼。

古来から山岳信仰はわが国だけでなく人類にとっては普遍的な事柄。

 

(大神岩に刻まれた文字)

彼と一緒に大神岩から下り始めるがさすがに脚力の差は歴然としており途中から彼に先行して貰う事にしてここで別れる。

自分に合ったペースで歩かなければケガの元ですからね。

大神岩を出てから40分余でB・Cコース分岐に着きました。

ここまで来ればもう下山したも同然ですから小休憩を取る。

 

(B・Cコース分岐)

分岐から数分でBCコース登山口に着く。

無事に此度の山行を終えた瞬間でした。

後は愛車にザックを放り込んで帰路に着くだけです。

 

(B・Cコース登山口)

帰路に於いて那岐山の写真を撮影しておきます。

日本300名山に相応しいその山容に見惚れながら本日の山行を思い返す。

また別の季節に来ますからね~。 (笑)

 

(那岐山を遠望)

せっかく美作町まで来たのですから湯郷温泉で疲れを癒して行きましょうと言う事で "リゾートイン湯郷" で温泉浴。

この施設は此度が三度目の利用となりますね。

 

(リゾートイン湯郷)

天然温泉の浴場で寛いでから帰路に着く。

那岐山登頂も果たしたし温泉浴も出来たし充実の日となりました。

 

 

 

  (コースタイム)

B・Cコース登山口(11:37)~B・Cコース分岐(11:42)~那岐ノ木城跡(11:54)~六合目(12:25~27)~黒滝分岐(12:35)~林道を渡る(12:39)~八合目(13:15)~稜線(13:27)~那岐山(13:37~14:16)~避難小屋(14:19)~コル(14:21)~三角点峰(14:28~33)~八合目(14:52)~大神岩(15:10~25)~林道を渡る(15:57~59)~B・Cコース分岐(16:09~13)~B・Cコース登山口(16:16)