●K&H石和健康ランドにて湯治 | マウンテンフリークのブログ

●K&H石和健康ランドにて湯治

浜松に住んでいた頃から私は山梨県には足しげく通っていました。

登山は言うまでもなく温泉浴、果物狩り、スキーなど魅力満載のエリアでした。

故に静岡市興津~甲府・韮崎方面を繋ぐR52(通称:富士川街道)は何回も愛車を運転して往復したものです。

数ヶ月前から左肩が四十肩に罹患して腕が上がらなくなっており不自由を強いられていましたが病院でのリハビリを以ってしてもなかなか快復せずに悩みの種でした。

9月に入って間もなく自宅に1枚のハガキが郵送されて来ました。

それは "K&Hグループからの誕生日祝いの招待状" でした。

あ、そうなんだ!9月は小生の誕生月でした。 (笑)

これは "渡りに舟" と言う事で青春18切符を利用して訪れてみようではないか!

K&Hグループの健康ランドは3ヶ所(駿河・石和・信州)有りその内の何れかに湯治がてら泊まりに行こう!

そうなれば石和健康ランドに決まり!

石和温泉郷には今春に廃業した "薬石の湯 瑰泉" が有ってよく通っていたし私にとっては馴染み深い温泉郷。

それでは出発で~す。

 

 

 

   2023/9/9(土)

早朝にJR飯田橋駅前のネットカフェをチェックアウトしてJRで新宿駅に進出。

ここから京王線に乗ってJR高尾駅へ。

ところが乗り継ぎ時間が短くてJRの切符を買う時間の余裕がなくて甲府行き電車に駆け込み乗車となった。

最後尾の車両に移動して車掌さんに事情を話して乗車券を発行して貰ってホッと一息です。

乗り継ぎ時に汗を掻かされたがこれでJR石和温泉駅までは大丈夫。

定刻通り08:31に石和温泉駅に着きましたが情報によれば石和健康ランドへの送迎バスは08:30に発車らしいからタッチの差で乗車不可と思っていた。

ところが駅前には送迎バスが停まっていたので助かった。

運転手さんは "下り電車が08:31に着くから実際には08:30を過ぎても暫くは待機する様にしています!" と仰る。

それは有難いお計らいですな!

送迎バスに乗って僅か5分で目的地の石和健康ランドに到着。

此度は私にとっては二度目の来館であります。

 

(石和健康ランド ①)

送迎バスが停まっている石和健康ランドの入口付近を撮影。

数年前に訪れて以来だから懐かしさもいっぱい。

概してK&Hグループの健康ランドは居心地が良いので期待してます。

浜松に居た頃は石和温泉に訪問時は "薬石の湯 瑰泉" が御用達でしたから此方に来る機会はなかった。

 

(石和健康ランド ②)

健康ランドの入口の向かいには美しい錦鯉がたくさん見られる池が有る。

暫くはここで目の保養を行ってから入館するのも悪くはない。 (笑)

入館時刻は08:45ですから明朝の09:30まで25時間の在館になる予定。

 

(錦鯉が泳ぐ池)

フロントでロッカーの鍵、館内着、タオルを受け取ってからロッカールームへ。

ロッカーの容積は少し不足している様な気がするがザックの中身を出せば何とか荷物は収まりました。

後は言うまでもなく大浴場へレッツゴー! (笑)

尚、浴場では撮影機材は持ち込み不可ですから写真はございません。

内湯としては気泡風呂、打たせ湯、タコツボ浴(2ヶ所)、電気風呂、ジェットバス、日替わり湯(此度は高麗人参)、ラジウム湯、高温&低温サウナなどが有って多種多様のお風呂を堪能できます。

屋外には塩湯治、石風呂、炭酸泉浴、瓶湯(数ヶ所)、寝ころび湯、塩サウナが有り私としては屋外の湯がイチオシ!

特に寝ころび湯は長くゆったりと浸かるには最適で患部である左肩を意図的に浸かる様に寝ころび何時間も寛ぐ。

恐らく在館中に4時間は寝ころび湯で過ごしたと思う。

温泉に浸かり過ぎて疲れが出たので外をブラついてみます。

序でに夕食も食って行きましょう!

送迎バスに乗車中に目を付けていた県道沿いのラーメン屋に立ち寄ってみる。

 

(県道沿いのラーメン屋)

注文品は "東京ラーメン(何故?この名称なのかは不明)" でした。

あまりお腹は空いておらずこれで十分かな? と思ったがやはりご飯も食べたくなったので後から追加注文。 (笑)

これで決まりさ!

 

(東京ラーメン&ライス)

健康ランドに帰る途中に夢庵(skylarkグループ)が有ったので立ち寄る。

確かskylarkのスマホアプリに誕生日クーポンが届いていた筈。

それを利用してスイーツ&ドリンクバーを堪能する。

やはり食後のデザートは別腹であります。

 

(夢庵にてデザート)

夕暮れ時に石和健康ランドに戻りましたが週末とあってもの凄い混雑です。

何処から人が湧き出て来たのか? と思わせる程で駐車場もほぼ満杯状態。

ひよっとしたら私と同じ様に薬石の湯瑰泉(廃業)のお客さんが此方に流れて来たのかも知れないな。

 

(黄昏時の石和健康ランド)

再び浴場にて寛いでから二階に上がります。

二階にはマンガ&パソコンの部屋(自由に利用可)、マッサージコーナー、が有り男女別の仮眠室が有る。

男女混合の仮眠室も有るが昨今は睡眠中での悪戯、盗撮などが問題視されているので女性はなるたけ女性部屋を利用するのがよろしかろう。

非常に大勢の利用客が居ましたがラッキーな事に仮眠室ではシートの確保に成功したので今夜は "大快眠" を貪った。

 

(二階の通路)

 

 

 

  2023/9/10(日)

午前6時に目が覚めたので浴場に向かって階段を下る。

フロントが有る "エントランスロビー" にて記念撮影。

青い館内着は悪くはないが私としては駿河健康ランドのそれの方が好きだな。

 

(エントランスロビー)

チェックアウトは9:30に発車する送迎バスに合わせた。

JR石和温泉駅までは徒歩でも20分弱の道のりだがこの猛暑の中を歩くのはご免被りたいのが本音。

やはり送迎バスを利用するのが賢明な選択と言える。

 

(JR石和温泉駅)

此度の旅では身延線(甲府~富士)の全区間乗車を達成したかった。

従って甲府駅から乗車して牛歩状態の電車で富士駅まで辛抱するのだ。

そのアリバイ写真として中間の "JR身延駅" にて自分撮りです。

しかし単線の身延線では特急富士川の擦れ違い待ちなども有ってとにかく時間が掛かる(甲府~富士の区間が約4時間)。

 

(JR身延駅)

富士駅で東海道本線に合流して後はいつも通りに西進する。

帰宅したのは23時になって当に青春18切符の最終日を飾るフィナーレだった。

これで来月に発売される "秋のJR全線乗り放題切符" までは鉄道の旅はやりません。