小学4年の息子が帰宅後布団に潜って泣いてました。

よくよく聞くと。6年生四人組に囲まれて蹴られた、と。

なんやとーっ⁉︎

フンフンっムキー
名前言われ!

「分からん」


分からんのでは何も出来ないので、学校に電話しました。

担任の先生(すごくいい先生カナヘイきらきら)はすぐに自分のことのように怒ってくれて心配してくれて。

でも、私は怒りもすぐにどっかに消えて、思い出すのは昔のやさぐれてた自分……

私はいじめをしたことがあります。
その後、すごく後悔していました。
自分って恐い人間だなあ、と思ってました。ひどい人間だなあ、と思ってました。

もちろん悪いの私やけど、でもなんでそんなやさぐれてたのか?

「悪」を弾糾するだけでは何も解決しないと思うので

今、分析すると、親への不信感と、あとは自分を守ろうと繕ってた心の歪みが、周りへの攻撃となったのだろうと思うのです。

親から愛されてると信じられず、寂しさと虚しさを抱え、愛されたい一心で親の前でいい子ぶる、でも、本当の心の声(寂しいよー、私の話聞いてよー、っていう可愛らしいもの)が出してもらいたくて暴れて、ふとした時に変な形で出てしまう。

本当は寂しかっただけ。
関心を持ってほしかっただけ。
愛してほしかっただけ。

でも言えなくて、つまらんくて、苦しくて、八つ当たりする。

こんな構図のいじめがたくさんあるんじゃないのかな。

あ、そうだ。
お兄ちゃんが妹にキツくあたるようになってきた時に、なんでかな?と分析したんだ。

お兄ちゃんは親の顔色みて我慢する子で、(言うこと聞いたら愛してもらえる、なんて小狡いアイデアだよね(笑)
妹は天真爛漫でワガママ言ってても可愛くて聞いてもらえて。(こちらは素直(笑)自分の心に素直。だからズルさ、卑屈さがにじみ出ない(笑)

だから、お兄ちゃんはほんとはワガママ言いたいけど、言えなくて、我慢してるから、ワガママ言ってる妹に嫉妬して八つ当たりしてる。

だから、私は子供たちに、特にお兄ちゃんに
たくさんワガママ言われ〜!
叶えてあげれるかは分からんけど。
と言うようにしました。

それからはお兄ちゃんの八つ当たりは減りました。

でもたまに私も八つ当たりしてしまいます。
そして、謝ります(笑)

蹴ってきた6年生たち。
お母さんがぎゅーして話聞いてくれたらいいね。
その後怒られな!