今回ご質問に答えていくのは、

ハウスメーカーで住宅を購入した方からのご質問です。

塗装の塗り直し時期が来たと営業マンに見積もりをもらったが、
いくつか疑問があるとの事です。



ハウスメーカーでマイホームを建てて15年、営業マンに塗装塗り替えの時期と言われましたが高額でした。


【メーカーでの塗装が高額になってしまうのはマージンが原因】



塗装業者さんやペンキ屋さんに直接依頼をする場合と違い、

メーカーに塗装を依頼した場合は「マージン」が発生してしまいます。

ハウスメーカーに塗装を依頼しても

メーカーが直接塗装を施工することは無く、

私どものような塗装業者に

「外注」の形でメーカーから塗装を依頼されます。

その場合住宅の塗装に関わる会社と人間も多くなるので、

例えばハウスメーカーの営業マンの給与や

メーカーの利益などがマージンとして付加されます。

私どもでもハウスメーカーの仕事を受注する時は、

お客様に負担をおかけしている気持ちで心苦しい部分があります。




次回の塗り替えでは「30年持つ塗装にしよう」と言われました。


【耐久年数は、あくまでも計算上の数字でしかない】

塗料そのものの品質も上がり

「30年持つ」と言う謳いの塗料もあるかも知れません。

しかし実際に施工をして、

アフターフォローをしている職人の目線からすると、

現実に30年持つ塗料があるかと言うと疑問符です。

塗料メーカーでは理論上のテストしか行うことが出来ず、

環境も太陽の当たり方も家によって違うものです。

実際に30年経って外壁塗装が耐久しているかと言うと、

疑わしい部分もありますね。



●紫外線で外壁が割れてから塗りなおしたら良いのでは?

【外壁よりも、むしろ屋根の劣化に注意が必要】

目に見えやすい壁の劣化、と言うのは

外壁や塗装の割れが目視である程度確認することが出来ます。

しかし屋根の劣化と言うのは目に見えづらく、

また屋根が割れてしまうと雨漏りなどの

トラブルの原因ともなってしまいます。




雨や紫外線の影響を直接受けてしまう屋根の部分は

劣化も早く条件も悪い部分です。

外壁のよりも屋根の状態を

塗装の塗り直しの基準にしても良いかも知れませんね。




ハウスメーカーでの塗装はやはり高額になりやすく、

いくつかの業者で「相見積り」を取るのも一つの方法です。

その際には目先の金額や営業マンの人柄も大切ですが、

最終的に自分の家の塗装をする

「職人の人柄」と言うのも

大きな判断基準になるのではないでしょうか。