サッカー日本代表で初めて自分の色が出せる監督が来た! | 半蔵門で働く元証券マン社長のブログ                       ~フードアナリスト協会日誌~

サッカー日本代表で初めて自分の色が出せる監督が来た!

おはようございます。


9月6日。土曜日。


今朝の名古屋地方は晴れ。後曇り。


最高気温は32℃、最低気温は24℃。


今朝もゆっくりゆっくり1時間半、ジョギングしてきました。


シャワーを浴びたら気分爽快です。


昨日の日本代表のウルグアイ戦をホテルで見ました。


世界ランキング6位を相手にゼロ対2、で敗れてしまいました。


日本の最大の課題は守備。それからフォワードのフィニッシュ(ゴール)


です。つまりミッドフィルダーはパスセンスが良い選手を輩出してきました。


今回の2点も、ディフェンダーの平凡なミス。


世界のトップチームは、凡ミスを見逃すはずはなく、


あっという間にゴールを割られてしまいました。


しかし今回、対人に強くボール奪取できる森重選手を、アンカーに置いて


守備に破綻をきたさないシステムをアギーレ新監督が取ったのは、


将来的にとても期待できると思いました。


選手の大型化を促そうとする試みも世界サッカーの潮流に合っていると思います。


アギーレ監督は日本代表サッカーが指導を仰ぐ


初めての


世界的ビッグネームです。


初めて「何度も請われて」そして「莫大な年棒と待遇を用意してまで招へいした」


監督です。


今までは、2番手や前任者が倒れたり、選手としては偉大だけど監督としては未知数、


みたいな人ばかりで、自分の色を完全に出せなかったように思います。


今度のアギーレ監督には戦略らしきものがあります。


「走れない選手は使わない」という哲学もあります。


とても日本人向きで日本代表を強くしてくれると期待しています。


Jリーグが始まってから生まれた選手もどんどん台頭してきています。


特に大きな選手や俊敏で足の速い選手、足元のテクニックに優れた選手が


20年前に比べて圧倒的に増えてきています。


今回のブラジルワールドカップの日本は日本国民に大衝撃を受けました。



マンUやミラン、インテルなど海外名門クラブでレギュラークラスを張っている選手を


擁して臨んだW杯。「目標は優勝」と多くの選手が口にしたW杯。


コロンビアはともかくコスタリカにも苦も無くあしらわれ、


1人少ないギリシャに辛うじて引き分けというあまりの情けない戦いぶりに


国民の多くは白けて鼻白んでしまいました。


まるでJリーグ発足のお祭り騒ぎの頃を思い出しました。


あの頃もすぐに始まったW杯予選で負けてしまい、


どうも日本のサッカーは世界では全然通用しないみたいだ、


と気づいてJリーグ熱が一気に覚めました。



その後、破産するJリーグチームなどがあり、地域密着と育成組織の充実など


Jリーグ改革が進み、やっと実のあるチームが出来上がりつつあります。


今回はそれに水をかけかねない敗戦でしたが、


新しい監督は、守備をきちんとしてから攻撃、というサッカーの基本を


きちんと押さえて、走力で勝ちポゼッションを上げて試合の主導権を握る、


というわかりやすいビジョンを見せてくれました。


誰か何人かを頼るサッカーではなく、全員で守り、攻めるサッカーを



4年後のロシアでは見せてほしいですね。



それでは。



皆様も素敵な土曜日をお過ごしください。