秋の夜長に君と

Home Live 2019 秋の部、無事幕をおろしました

ご来場くださった皆さま、ありがとうございました！

1年8ヶ月ぶりのステージは

想像以上に大変で、眩しく、何よりも楽しいものでした

今回は、たまちゃんこと田巻さんに撮っていただいた素敵な写真を交えながら

ライブレポ的に振り返ってみたいと思います

場面は変わり、開演直前の楽屋の図

わたしの頭の中は、ステージにかける想いと、グリーンカレーへの邪念でカオスだった為

何がしたいのか全くわかりませんが

多分この時がピークに緊張していました

頼もしい皆さんから一足遅れて階段を上がったその先には

温かい笑顔の皆さんと、ほんのりと美味しそうな香り

そして眩しいステージが

スポットライトで溶けていくように、緊張が流れ落ち

頭の中は、伝えたい言葉と音楽で埋め尽くされ

余計なものが一切無い、一番優しい自分になれる

この瞬間が好きだったのだと

頭の奥でぼんやりと噛み締めていました

オープニングは「Welcomeback」

この曲には、Home Liveのコンセプトが全部詰まっている気がしています

誰にでも調子が出ない時があって

そんな時にこそ、責めず、急かさず

ただ君の存在が大切なんだと伝え続けたい

わたしが自分の歌で届けたい想いの全部かもしれません

今回は予告通りカバー曲も沢山歌いました

幼い頃から慣れ親しんだ洋楽に始まり、ミュージカル曲、昨今若者に人気の曲など

自分の曲とはまた違った楽しみがあり、皆さんにも楽しんでいただけたのではと思っています

「虹の雨」では、実のところ

脳内をパッチが駆け回っていました

そろそろ命日なこともあり、この秋の匂いや空気の冷たさが、否応なしに想い出させるのです

いたずら好きなあなたが、という歌詞を歌うのがしんどいのは初めてでした

やってくれるぜパッチ

そして今回かなり久しぶりにお目見えしたオリジナル曲たち

「かなえ星」は友人の苦しい時に

「Show me your smile!」は東北大震災の後に描いた曲で

一時は、なんでもネタにして歌を描いちゃう自分って…

などと思ったこともありました

それでも、今を生きるあなたを励ませる歌になるならば

今亡きあの人も、快く言葉を貸してくれると思うのです

アンコールはもう正直かなりヘトヘトで

素敵な演奏と元気な手拍子に身を委ね、無心で歌っていました

 

曲決めの序盤から心に決めていたラストソング、「The morning sunrises」

わたしの半ば無謀な決心を、笑わずに、前向きに受け止めてくださった皆さんに

心から感謝しています

ありがとう

このところいつも、わたし本意な理由で

次の約束までの間が空くことをお許しください

でも、モノクロームの世界でわたしを見つけ、手をひいてくれた大切なあなたに

もっとカラフルな世界を見せられるよう、

未開の日々を大切に歩んできたいと思っています

 

最後に、わたしの歌を支え、彩り、導いてくださった

素敵なサポートメンバーの皆さんのお姿を！

音楽を紡ぐ為に生まれてきたようなこの方々に

敬意と感謝を込めて

Gt.オバタコウジ

Pf.荒井旭

Ba.宮野和也

Dr.臼井かつみ

Photo by 田巻源太

【11/10 Home Live vol.5「秋の夜長に君と」@中目黒 樂屋 セットリスト】

1.Welcome Back

2.砂の愛

3.In my life（The Beatles カバー）

4."yes"

5.虹の雨

6.Part of your world（ミュージカル リトルマーメードより）

7.夢やぶれて（ミュージカル レ・ミゼラブルより）

8.風に吹かれて（エレファントカシマシ カバー）

9.Paper Birds

10.かなえ星

11.ノイジー

12.海の向こう
13.Pretender（Official髭男dism カバー）

14.Show me your smile!

15.SKY BOX

～アンコール～

16.ひまわり

17.The morning sun rises