映画/沈黙-サイレンス- | ちょっと、よこみち。

映画/沈黙-サイレンス-

いよいよ、日本公開!


マーティン・スコセッシ監督が
映画化までに30年寝かした一本が
ついに明日1月21日(土)に
日本公開されます。

見所、語りどころが
いっぱいの映画ですが
RADIO SANQのオンエアでは
来週1月24日(火)13:00~16:00の番組内
シネマ ドンドン!にて
特別編成でご紹介します。

どう特別なのか?
レビューだけではありません‼

この映画に
SANQエリアから参加していた
RADIO SANQでもお馴染み
ENGIN#9さんのコメントもお届け。


イッセー尾形さん演じる井上筑後守の
付き人を演じたエンジンさん。


撮影時の現場に居たからこその
秘蔵エピソードや、
ハリウッド映画の制作の裏側!
なんていう
ミーハークエスチョンもしちゃいます!

やっぱ、みんなでっかいバスみたいな
トレーラーが控え室なのかなぁ?

海外ってケータリング、
(日本でいうお弁当的なやつ)
やっぱシェフとかいるのかなぁ?とか笑


あぁ、ミーハー万歳。笑



以前のブログでも書いてますが、
とにかく、すごい映画です。


江戸時代、
キリシタン弾圧の長崎に生きた
隠れキリシタンや
布教を行って来日していた宣教師たちの
究極の苦悩を
これでもか!というくらい
追い詰めながら描く作品。

どんどん追い詰められていく宣教師と
救いを求め
ひたすらキリスト教にすがり続ける
哀れな日本人クリスチャンたちの姿。

宗教感が国によって違うのは何故なのか
日本人の宗教気質とはという所が
ハリウッド映画ですが
とても丁寧に説明されていて
さすがスコセッシ監督!!!と唸ります。

日本人でも上手に説明しづらい
そのニュアンスや時代背景が
丁寧かつ残酷にありのまま描かれていて。


度々、刮目。

結果、目の乾く映画かもしれません笑



日本人俳優が、
世界でもとても高く評価されているのも
日本人として嬉しいところです。


世代的にはやっぱ
窪塚洋介さんがツボでして。

窪塚洋介さんが演じる、キチジローの
『パードレ』と
『コンフェッション』の一言は
ずーっと頭に残ります。

モノマネしたいレベル。

ご本人はインタビューで
『アイム踏み絵マスター』
なんて仰ってましたが

あのキチジローの弱さと強さ、
なんなら生きるためなら
何をも犠牲にしてしまうあざとさは

生きることの本質なのだと思えて
どうしようもないあの弱いキチジローが
極めて人間らしくて好きです。


見所や私的なポイントについても
勿論ご紹介します!


火曜日SANQ afternoon
お楽しみにー!!