photo:01

photo:03


本日、私がサプリメント専門薬剤師として栄養管理を行っている、俳優、入川保則さんの最後の主演映画、
「ビターコーヒーライフ」
の記者発表がありました。民放、NHKを含め多くの報道陣の方々にお集まりいただきました。

秋吉久美子さん
松方弘樹さん
前川清さん
阿部祐二さん
日野美歌さん

らも出演されています。

記者発表の後は映画の打ち上げパーティーで、私も参加しました。


撮影は福島で、被災地への復興援助の目的も含め行われました。

その事もあり、先月の24時間TVの福島放送に、入川さんと一緒に私も出演しました。

冒頭にも書きましたが、私は入川さんの栄養管理を薬剤師として行っていますので、その関係での出演です。入川さんの状態などを、専門家の視点でお話ししました。
義援金の呼びかけにも同行して参加しました。

入川さんは末期がんを患っているとは思えない程始終カラリとしていらっしゃいます。
私はあまりの感覚の違いというか、精神面でも理解不能な所もあり、何度も「死」というものにほんの少しでも不安や、また「生」への執着がないのか等、入川さんに問いかけてしまいました。
(もちろん入川さんとの信頼関係のもとでのあえての、人生の後輩としての甘えてのことです。普通のがん患者様にはこのようなことしません。)

入川さんには、もう「生」も「死」ももはや思考するに値しないことなのです。
悟り、と一般的に表現される心境かもしれません。
残されるは俳優としての自身。それに派生することのみ。


入川さんの半分も生きていない若輩者の私ですが、人生の後輩として、一医療従事者として、入川さんと関わる中で、大きな事を学ばさせていただいています。



iPhoneからの投稿