と言ってもこんな時間…

普通なら「そらそろ寝よう、寝ないと…」なのかな?


でも、今の私にはこの時間が辛くもあり落ち着く時間なんです


半年ぐらい前にメンタルが揺らいでしまう事があって、そこからの睡眠障害と発声困難という症状が出てお薬や生活改善、ストレス軽減など自分でもやれる限りの事は頑張ってしていたと思っています

でも、そこに降りかかるのはメンタルな病気に理解のない親からの恫喝まがいの文句と休む事を許されない家事諸々…

そんな中でも生活の為にお仕事に行かなければ…とそれだけを心の支えに、お仕事に行けば自分の存在価値が認められる!そう思っていました


でも、実際は耳は聞こえるけど発声ができない

職場環境的にマスクは必須なので口元を見て読み取ってもらう…なんてできるはずもなく筆談での会話になります

何かある度に作業の手を止めノートに書き出し、指示を仰ぎたい方のタイミングを見て聞く

そして相手方からは私の障害の特性もあり口頭ではなく紙で指示が与えられる


私は自分の事だから仕方ない、と割り切りつつも職場の方々にはかけなくても良い手間を取らせて貴重な時間を潰している…という事実が私の職場での存在価値をなくしてました


そんな中出た主治医からのドクターストップ

正直自分でも「そうだよなぁ…」という思いがあり、診断書をもらってすぐ上司に連絡をとり休職に入りました…


そこからは緊張の糸が途切れたのかはじめの一ヶ月ぐらいはただひたすら寝ていたと思います

食事は1日一回か二回最低限の物だけ口にし、薬を飲んでまた休むの繰り返しでした

でも家事は待ってくれません…

それは親のタイミングで言い渡され家の中の事や雪片付け、灯油を買いに行ってタンクに詰める

正直体力が落ちて適応障害からの鬱再発していた私にはとても苦しくしんどい作業でした

でも、やらなけらばまた親からの恫喝が始まる…

下手したらご近所さんにも聞こえているんじゃないか…のレベルの大声で

それはさすがにご迷惑になるし、自分がやる事で黙る

ならば、と思い唇を噛み締めかじかむ手でやっていた


季節が変わっても私の心身の不調は良くならず相変わらず発声困難だし、布団から起き上がる事もままならくなっていた

そうなるとメンタルの病院はもちろん持病関係の通院も難しくなってしまう

行けない…

そうしていくつかの定期診察を受けられずに今に至っています

正直諸々の症状が出て苦しいししんどい


ただ、それ以上に外に出るのが、人に会う、顔を合わせる事がとてもコワイ

たくさんの人がいる場所に行く事がコワイ

疲れる、体力が疲弊する

目の前がグルグルして気持ち悪くなる


この半年でたくさんのものを失った

大好きだったお仕事、楽しく過ごせていた日常、何気なく話せたいた会話のやり取り、大切な人

そして大事な人も喪ってしまった


今の私に何が残っているんだろう…


そんな事をこの時間に働かない頭で考えながら、みんなが眠っているであろうこの静かでゆっくり過ぎる時間が唯一“自分”でいられる大切な時間…