マクロビオティックには「地産地消」と言う言葉があります。
これはダイレクトには「その土地で採れたモノを食べる」という意味なのですが
地産地消について考えてみると、本当に面白いことが見えてきます。
そもそも私たちは地球の磁場とつながっています。
地球の磁場と一言で申しましても
日本と(真裏の)ブラジルでは、磁石のS極とN極くらいに真逆と言えます。
また島国の日本は常に流動している海に囲まれていますから、
近くても大陸の硬いプレートの層が広がる国とはまた磁場が異なります。
日本だって北海道と沖縄じゃ全然違うし
日本海側と太平洋側じゃまた異なります。
それらは気候や風土を見てみるとイメージがつきやすいと思います。
そして気候や風土はその土地で採れるものに直結します。
私たち自身も長くその地に留まれば、その土地の影響を多分に受けていますので、
その土地のエネルギーを受けている、その土地で採れるものを体内に取り込むことで
その食べ物はパワーフードとなりうるのです。
それが地産地消の一つの考え方です。
(また、遠くから運ばれてきた食べ物は腐らせないために保存料が沢山入っている可能性もあるので、
長く食べ続ければ大量の添加物が体内に蓄積していくと考えることも出来るの注意が必要です)
ところで、最強のパワーフードは何か知っていますか?
それは自分で育てることです^^
自分で丹精込めて育てたものを
自分で収穫して
自分でまるっと食べて
また土に還す。
これぞ地球と共に生きる究極の生命の循環・還元法です。
私の息子が通うグリーンスクールでは今、田植えの季節となり
子供たちがランチに食べるお米を自分たちで栽培し始めています。
田植えは本当に大変!
腰は痛くなるし、日には焼けるし、泥だらけで、
しかも田んぼがメチャメチャ広い!!
さらに収穫もまた大変!!
稲を刈って大地に稲を叩きつけて行う脱穀は無限ループw
日には焼けるし、もみ殻で肌がかぶれるし。
最初から米なわけじゃありません。
こんな大変な思いして、そこまでして食べている米。
農家さんの偉大さを知りました。
お米食べるときに本当に色んな意味で感謝出来るようになりましたw
グローバル化が進む世の中ですが、
それと同時にローカル化も進んでいる世の中です。
是非、ご自身でご自分のためのパワーフードを作って味わってみてくださいね^^
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光を込めて
長谷川陽子