こんにちは。
海外の刑事ドラマを観ているよく、逃走車両を追いかけてる刑事が、無線に向かって「チャーリー、エコー」とか言ってるじゃないですか。あれって、英語版の東京の「と」山田の「や」みたいに、アルファベットの聞き間違いを防止するためのコードだそうです。Phonetic Codeって呼ばれてて、下記の通り決まってるそうです。
A | ALFA | アルファ |
B | BRAVO | ブラボー |
C | CHARLIE | チャーリー |
D | DELTA | デルタ |
E | ECHO | エコー |
F | FOXTROT | フォックストロット |
G | GOLF | ゴルフ |
H | HOTEL | ホテル |
I | INDIA | インディア |
J | JULIETT | ジュリエット |
K | KILO | キロ |
L | LIMA | リマ |
M | MIKE | マイク |
N | NOVEMBER | ノベンバー |
O | OSCAR | オスカー |
P | PAPA | パパ |
Q | QUEBEC | ケベック |
R | ROMEO | ロメオ |
S | SIERRA | シエラ |
T | TANGO | タンゴ |
U | UNIFORM | ユニフォーム |
V | VICTOR | ビクター |
W | WHISKEY | ウィスキー |
X | X―RAY | エックスレイ |
Y | YANKEE | ヤンキー |
Z | ZULU | ズールー |
ちなみに、FOXTROTってなによ?と思って調べたら、「4分の4拍子または2分の2拍子の社交ダンス」とのこと。なんで、そんなわかりにくいコード使うんかい?あと、SIERRAってなによ?って、これも調べたら、「山脈・さわら(お魚の)」とのこと。ZULUに至っては、南アフリカ民族の名前だそうです。なんでやねん。
ますます意味不明。もっとあるじゃん、例えば、ForestのF とか、SingaporeのSとかさ。
第2次世界大戦中に騒音の中で、無線で連絡を取る際に最も適した単語を使うようにって、決められたそうです。
主に、軍隊・警察で使用されてるそうです。なんで、これが選ばれたかっていうと、これらが実際の会話で使用されている単語であること。(お魚のさわらって、普段の会話で使うか????)、容易に発音しやすいこと。(FOXTROTより、普通にFOXの方が発音しやすいと思うのだが。。。」)この2点が理由だそうです。
で、実際、普通の会話の中でこれが使われてるかっていると、一般人はあまり使わないです。
私も、これを覚えたときに、ちょっと英語わかってる風に、Nativeに「 P as in Papa?」とか聞いてみたんですけど、
普通に「Yes. P as in Paris」みたいに返答されました。普通にスルーされました
それにね、刑事映画とか観てると、「Charlie , Alfa, Echo」とか、早口で言われると、Nativeじゃない私は頭混乱しちゃうのよ。これが使われる時は大体緊急事態が多くて、例えば、逃走車両を追ってて、ナンバープレートは、「えこー・ずーる・ふぉっくすろっと」みたいな感じです。
英語って奥深いですね。
では。