こんにちは。
英語のリスニングの勉強のために、よくアメリカのYutubeを見ます。
お気に入りは、「Dr. Phil」です。
70歳くらいの、心理学の博士号を持ったおじさんがホストの
トークショーです。
問題のある家族(不倫とか、嫁姑問題(とか、母親がロマン詐欺にかもられてるとか)
を、スタジオに呼んで、観客の前で当人同士の言い分を聞きます。
多くの場合、お互いヒートアップして、「F〇〇K」とか「Bitch」とか罵り合うので、
よく、ピー音が入ります。
ちなみに、息子夫婦に色々口出しする姑は、「Meddling Mum」と呼びます。
ロマンス詐欺は、「catfish」です。
うちのママは、ネット詐欺師に夢中です、は、
「My mum is head over heels for the catfish 」と表現します。
自分の家の個人的な問題を、よく全国放送でさらせるよな。。。(さすがアメリカ)
どんなマインドセットで出演了承するんだよ???って思います。
その中で、よく議題となるのが 「MOOCHER」です。
ネットで調べると、「せびったり、ねだったりする人」という訳が出てきます。
でも、要するにこれ英語版「無職の子供部屋おじさん・おばさん」のことなのです。
子供に家を出て行ってほしい、両親と何がなんでも家に住み続ける無職おじさん・
おばさんが、お互いの言い分を主張します。
典型的な流れとしては、
司会:で、親御さんとしてはどうしてほしいの?
親:息子に仕事を見つけて、独立して家から出て行ってほしいです。
家で一日中だらだらして、お酒飲んでドラッグやって、車も何台も事故って壊しました。
一日中ゲームをしたり、友達を呼んで夜通しパーティーしたりしてます。
(最悪だな。。。。)
何回も警察を呼びました。
(警察も迷惑だな。。。)
司会:ドラッグ?車? お金はどうしてるの?
親:私たちが払ってます。
司会:なぜ?
親:彼はお金がないから。
司会:なぜ、彼のためにお金を払うのですか?
親:・・・・・・
司会:(Moocherにむかって)君はなんで家から出ていかないの
Moocher : I have nowhere to go. I have no money.(行くとこないし、お金もないから)
司会:仕事すればいいんじゃない?(ごもっとも)
Moocher: ADHDで、仕事が長続きしないのです。あと、子供の頃のトラウマで
精神的な病を患っているから。(どのMoocherもみな同様な回答をする)
司会:子供ころのトラウマって?
Moocher: 子供の頃、親は共働きで家を留守にしがちで、寂しかった。
(それ、トラウマじゃないじゃん。よくある話よ。うちもそうだったし。)
他の兄弟ばかいかわいがっていて、不幸だった。
(あんたがかわいくないからだろ)
親:確かにそうです。寂しい思いをさせました。We are sorry. 私たちの責任です。
(いや、あなた達の責任ではないです。)
Moocher: 親は子供を養う義務があるし、そもそも産んでくれなんて頼んでない。
仕事が長続きしないのは親のせいだし、結婚できないのも親のせいだ。
俺は絶対に実家から出ていかない!!
(無茶苦茶な理論)
司会:セラピストを紹介しましょう。あと、仕事見つけましょう。
ってな、感じです。
無職ニートって、どこの国にもいるんだなって思います。
日本のニートは、ドラッグやったりパーティしたりしない分ましなのかな?
あと、すごい他責思考。考え方も世界共通。
ちなみに、moocherと同意義の単語は、下記の通り。
Prasite
Soiger
Henchman
Stooge
では。