barTRICOLORE 横浜Fマリノスを応援する店

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クローズアップ現代で「常識破りの球団改革 密着DeNAベイスターズ」


同じ横浜の球団で、観客の伸び率12球団トップのベイスターズから学ぶ事は多いはず!
非常に興味深いテーマです。

最下位8回、DeNAになってからも最下位、5位、5位と下位を低迷。主力選手も出て行くという。
いわば、ドン底にあったベイスターズ。
観客離れも加速し、3万人収容のスタジアムは2割しか埋まらない試合もあり、球団経営は厳しさを増していきました。

諦めないチームをどう創るか?
勝っても負けても応援し続けてくれるファンをどう創るか?

球団の抜本的な改革はDeNAの買収から始まりました。

選手の年俸も12球団最低と資金力も限られる中で、力を入れた事が育成でした!
これは、マリノスも同じだと思います。
アカデミー上がりはまずまずですが、外から獲得した選手の育成は下手だと言って良いと思います。
田原、木島など高校サッカー界の有望選手を獲ったが育成できず、極め付けは乾でしょう。
セレッソに行ってから代表にまで登りつめ、今は海外で活躍中です。

ベイスターズの交流戦、平均入場者数は30%アップでした。
ベイスターズファンのスポーツライターの話で「ある選手と話したときに「今のベイスターズに残りたい選手なんて誰もいないですよ」一言軽く言われたんですよ。ベイスターズっていうものを誰も愛していないんじゃないかっていう位の辛い時代でしたね」って涙ながらに語っていました。
自分の好きなモノ、愛しているモノが軽く扱われ、価値の無いモノのように言われる。
まして、自分の選手にそう言われる辛さは並大抵の事では無いと思います…

お荷物球団と言われ、球界を代表するスター選手も次々とチームを去っていきました。
ファン離れも加速し、買収された年は12球団ワースト。
赤字額年間30億円弱。

しかし、39歳の若き社長は球界の常識にとらわれない方法で球団改革を実施します。
「おそらくそこまでプロの世界なので、チームは成績を残せないだろう。その中で会社として成長する為には色んな話題をお客さんに伝わるようにしていかないといけない。なので、考えられるアイデアをまずは実現してみようと。」
所謂、BMの強化にのりだします。
球団職員の6割が入れ替わり、野球とは関係無いイベント会社などからスタッフを集めました。
ファン獲得の為に長期的な戦略を立案しました。
まず、重視したのが話題作り!
試合がつまらなかったら返金に応じるチケット
VIP待遇で観戦できる、球界史上最高価格の100万円チケットなど発売。
話題を作りました。
2年目からネットでのチケット販売を細かく分析、観客の年齢層、男女比、居住地など調べ、徹底的にターゲットを絞り込んでいきました。
他球団が女性ファンの開拓を目指す中、ベイスターズは20代~30代のサラリーマンにターゲットを絞りました。

モデリングの手法を用いて、
ターゲットはアクティブサラリーマン。
球場での野球観戦は居酒屋談義の延長線上
球場の雰囲気が好き。勝敗ではない
私生活ではスポーツをするアクティブ層
流行に敏感(スマホ多用.SNS)→来たらFBアップ

この世代向けのサービスを重視する戦略に出ます!

「スカイバーカウンター」と題してビールサーバーからお客さんが自分で直接ビールを注げる席や「リビングボックスシート」と言って靴を脱ぎ、家族のリビングのようにくつろげる席などを用意しました。
さらに、この世代はSNSを好んで利用しているので、
写真をSNSに投稿したくなるような参加型の企画も用意しました。例えば「オヤジだらけの遠投大会」など…

その結果この世代の観客は4割増加!全体では6割増加しました。
エンターテイメントとして、野球を提供するって事が大事で、グランドの結果いかんではなく楽しませる事が必要不可欠との考えです。

当然人が増えれば選手にも好影響を与えます。
エンターテイメント性を重視し、ファンの開拓を行ってきましたが、今年に入りさらなる手応えをかんじています。
抑えの新人、山﨑康晃の入場の際、観客が総立ちで大合唱するようになりました。
観客が選手のプレーに感動し興奮する。
スポーツのあるべき姿が見られるようになりました。
今までには無い大きな変化です。

そういった場を楽しむといった雰囲気はイベントやサービスでは絶対につくれないし、その状態でのお客さんが味わう感動レベルは3年前と明らかに違う。

鳥栖は7万人の都市で1万5千人を集客している。横浜との都市の規模を考えたら、6万人をスタジアムに集める事は必ず出来ると考えられます。

マリノスはもっともっとBMを真剣に考え、6万人集客する為にあがき、もがく必要があると思います!

新規客に足を運ばせる施策を施したら、今度はいかにリピーターになってもらうか?
この為にはグランドの中の事、FMが重要になってきます。

最下位が当たり前のチームの強化ですが、データを蓄積し、自前でシステムを開発。選手が携帯端末で見られるようにしました。
これは、ベイスターズと提携しマリノスも使えば良いと思います。
育成会議を開き若手1人1人の育成方針を確認します。
この事により監督は采配に特化させる事が出来ます。

これも是非やって欲しい!
賢星や仲川、北谷。伸び悩んでいるアンドリュー、比嘉、天野などには効果的だと思うので。
才能があると思うので大事に育てて欲しいと思っています。

また、育成と同じ位特性を重視し配置転換しています。
例えば山口俊を抑え→先発
梶谷をショート→外野など。

選手の特性を正確に把握する事は、スカウトにもいきてきます。



同じ横浜にあるチーム同士、もっともっと協力しながら良い所は取り入れていって欲しいと切に願っています!