記事全文転載


●「週刊朝日」の廃刊は、
歴史の転換を皆さんといっしょに確認できた事で祝杯を挙げさせて戴きました。
私が「歴史ポストカード」を有名私立学校に出すことを呼びかけたとき、
朝日新聞だけでなく週刊朝日にも記事で批判されましたが、
週刊朝日は自宅まで押しかけて来てました。
それも皆さんとの連携のたまものです。
有難うございます。
コロナ禍で授業を受けられなかった学生の方々と同じような時代の空気を吸った者として、
人生の価値観を共有出来ることがたくさんあると思っております。
私が小樽から東京に出てきて美術研究所でデッサンに没頭していたとき、
大学に在籍していた友人たちはロックアウトで授業がなかったり、
東大は歴史上初めて受験中止入学生のいない時代でした。
その後もトイレットペーパーがスーパーから消えたりしていましたが、
エネルギーが満ちていて今以上に明るく輝いていました。
この度、三十数年ぶりに頭の中から「南京事件問題」が消えましたので、
どのように皆さんと情報戦を戦い日本を取り戻すとか
イタリアで本物のミケランジェロやボッチェテェッリを観たいなぁとか
考えられるようになりました。
芸術の道に入るときの覚悟は、結婚とか一般的な人生の価値観を諦めて、
35歳まで芸術の世界にどっぷり浸ってましたが、
2年ぶりに札幌から東京に戻り芸術を封印して8年間座禅に没頭しているときに
『パール博士の日本無罪論』を手にした以降は、
阿羅健一著『決定版「南京事件」日本人50人の証言』の解説に記した通りです。
芸術は葛飾北斎やピカソやミケランジェロ、ダビンチまで到達すると
自己満足ではなく世のため人のためになりますが、1980年代の終わりの頃、
座禅で得たことは「自身得度先度他」(発菩提心)であり、
世のため人のためが人間として最高の生きる道と指導して戴いたのは、
酒井得元曹洞宗師家会会長(駒澤大学名誉教授)に
約8年間指導を受けた中での確信です。
酒井老師の永平寺別院での提唱には
別院の住職さんも我々と同じように文机に座り鉛筆とノートで聞き入ってました。
永平寺本山でも永平寺の貫首さんは文机で
酒井老師の提唱を聞き入っていたとの事ですので、
酒井老師に指導を受けたことも幸せなことでした。
一瞬にして【正邪】を見抜く力は酒井老師に指導された事に他なりません。

今年は日本製普及元年として
よりいっそう皆さんと連携できる年になることを願っております。

令和5年1月22日

水間政憲ジャーナリスト・近現代史研究家



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