「カスタム竹光」作りました
時代劇制作の準備で小道具制作から入ります。自分は真剣を使って剣術や居合いをやっているので竹光ではどうしても軽くなって、うそ臭い殺陣になってしまいます。かといって模擬刀で殺陣をやるには相当の達人同士が集中しないと出来ません。
そこで自前で竹光作ることにしました。
二天一流の木刀は少し細身なので、それを購入し、グラインダーで削り細く。そこにラピや組紐を使って自前で竹光を作りました。
初めてだったのですが半日で出来たので中々のできかと。竹光はある程度見た目が良いものを買うと2万円ぐらいになってしまうので、これなら5000円程度で作れるのも経済的です。今回の映画は大立回りもあるのでなるべく、たくさんの竹光を用意しようかと思います。
振ってみると、まあやはり削ってるので、重さは竹光と木刀の間ぐらいでしょうか?ただ竹光と違い、細くしたとはいえ樫木です。強度は強く、ふにゃふにゃとなる事はないしっかりとしたつくりです。これは殺陣がいいものに仕上がりそうです。
スター・ウォーズも自前で小道具作ってましたし、やっぱり小道具自力で作るのも映画制作のこだわりの一つではと思います。
コメント主:監督・安積俊治
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