「ヨコハマ学生演劇フェス’22-U25 in YOKOHAMA-」の公式ブログを更新する季節となりました。
お読みいただいている皆様、始めましての方も、お久しぶりの方も総合プロデューサーの真坂雅です。どうぞよろしくお願いいたします。今回は劇団カナリ、劇団ネモノ会、芝居の最もアツイ場所の3団体による開催となります。ロゴからもそれぞれ特色が出ていて楽しみでしかたありません。さらには、16日のみ公開フィードバックを行います。どのようなやりとりがなされるのか、作品を観た心そのままにお楽しみいただければと思います。
2020年の春のことだったでしょうか。そもそもはコロナ禍というものに業界が立ち向かわねばという思いを抱き、自分の出来ることを考えてみた結果、制限される出会い・交流と、若者の活動の場を創るため、立ち上げたフェスでございました。
今ではその制限も少しずつ緩やかになってはきておりますが、ゆめゆめ油断することなく、健やかに本フェスを開催していきたいと思うばかりです。
若い世代だからこそ出来ることや、その世代だから向き合えるものがあると思います。若者の特権というものを自覚して、存分に腕を振るっていただけると幸いです。
作品を創り上げ、客席に座る人と分かちあうこと。自らの信ずるものをかたちづけ、社会に放ってみる。そこから広がる波紋をじっくりと眺めてみる。
フェスというものに参加することで、普段とは異なる波紋がみなさんの目に映るはずです。これからの創作の糧となる時間が過ごせるよう、私も鋭意努めていきます。
フェスにお越しになるみなさまに置かれましては、あがき続ける若者たちをどうぞ隅々まで目撃してください。向き合い、苦しみ、その先に生まれてくる作品たちが客席へと注ぐエネルギーは、必ずみなさまの心を突き動かすことでしょう。
どうかこの光が、未来を明るく照らすことを願って……。
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総合プロデューサー 真坂 雅