ミュージカル鑑賞感想!



さて私事ですが、ミュージカル(もしくは音楽関連)は最低月に1回鑑賞という目標を立てています。

てなことで目標達成!(いつも財布札束との相談)


さて僕の経済事情コインは一旦置いて本日鑑賞したミュージカルは「この世界の片隅に」です。

こちらの題名、恐らく多くの人が1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

僕も名前は聞いたことがあるし戦時中の広島をベースとしたお話というところまでは把握していました。 

ちなみに今回この作品制作にあたってアンジェラ・アキが楽曲担当しています。

僕はクラシック系のミュージカル(それこそリーバイ作品)が好きなんであまりお目にかからないタイプかも( ˙꒫˙ )

今日この「この世界の片隅に」を鑑賞している時にまず感じたことは「アニメか原作見とけばよかったなー」です。如何せん広島弁が難しいえーん

僕自身今は仕事の関係で準首都圏に住んでいるんですけど生まれて22年間大阪弁なんで·····

広島弁難しかったですねショボーン

あとこれミュージカル以外にも通じると思うんですけど(映画🎥とか演劇とか)登場人物把握するの難しいですよね悲しい

映画とかなら字幕的な感じで名前とか表記されるケースもよくあるけどミュージカルは字幕は無い。

誰が何役かときちんと判別して、さらに役柄がどんな性格で主役とどんな関係なのかを考えなければならない。んー難しいですね。 

またそういったミュージカル鑑賞のすすめみたいな内容は機会があればグッ

話戻そっと


今回はあくまで感想(とキャスト紹介)に留めておくつもりです。

歴史分析は僕の本職中の本職の日本史なのでじっくりやっていきたいですからニヤリ

さてこの世界の片隅にのキャスト紹介からしていきます。(尊称略)


まずは主役の浦野すず

演じられたのはこの2人

昆夏美(右)と大原櫻子(左)です。



今日僕が見た公演は昆夏美が演じていました。

昆夏美と言えばミュージカル好きならほとんどの人が知っているであろう実力派。

高い演技力と綺麗でブレのない歌声がセールスポイントです。今回のすず役も可愛さやあどけなさの中に「これぞ実力派女優」だと言わんとさせる表現力を感じました。

一方の大原櫻子。こちらは歌手出身です。てか僕高校の頃かなり好きでした。

野球選手の登場曲から(砂田毅樹投手)影響を受けてハマっちゃいました。最近聞いてないから聞きたいなー。

字数の関係(てかめんどくさい)で今日出演してない役者さんの説明は簡略に口笛


まぁ主役紹介だけでいいやとてへぺろ



 最初はあまり波のないシーン多めだが…

 戦争作品と言うと中世(戦国時代)とかナポレオン(映画ありましたよね🇫🇷)戦争シーンが最大の見せ場になってきます。

しかし今回の作品は一般人にスポットを当てたかつ映像作品ではなく舞台作品という点でドキドキとする戦争シーンは当然ながらありません(空襲だからそんな見ていてかっこいいとはならんが·····)。

舞台は広島県呉市、そこに住む主人公の生活について描かれていましたね。まぁ良くも悪くも平和でぽかんとしたシーンが続きます。

刺激が欲しい僕にとっては少しね·····(あとアンジェラ・アキの音楽が優しいのも僕の趣向に少し合わない💦)

 まぁ優しくて包み込む音楽は聞いていて心地がいいという感じでした。今回出演していた村井良大なども綺麗なテノールで作品を作り出していました。

しかし本格的に呉や日本本土が空襲の危機に晒されると雰囲気が一変。油断していると直ぐに米軍が民間人であろうと容赦なく攻撃してきます。

こうして穏やかな空気から急に緊迫、いい意味で見ていてしんどくなってくる雰囲気になってきました。

そこも音楽の力が十分に働いているのではないかと。

感想ムズいな(おい)

しかしこういった戦争作品はきちんと学ばないといけないと思います。


 戦争で1番被害を被るのは一般人

 戦争の死傷者との割合と言われると多くの方はほとんどが兵士、軍人というイメージが強いのではないでしょうか。しかし、実際はそうではありません。

こういうケースは数字を見てみるとわかりやすいかもびっくりマーク

てなことで


よいしょと



こちらから引用しました。

どうでしょう。

結構民間人も巻き込まれていると感じたのではないでしょうか。

特にポーランド🇵🇱なんて酷い·····

理由としては第二次世界大戦の際にナチスドイツとソ連に挟み撃ちされちゃったんですよね😢

あとアウシュビッツがあるのもポーランド

そら民間人が巻き込まれちゃうわな

あと日本🇯🇵も結構な数亡くなっていますね。

実際今回の作品でも主人公が右手と一緒に遠出してた義理の姪、他の場面でも友人を亡くしています。

他にも東京大空襲など全国的に民間人は容赦なく殺戮されてしまいました。

現在進行形で続いているロシア🇷🇺のウクライナ🇺🇦侵略なんて顕著な例ではないでしょうか。

僕自身ロシア音楽とか結構好きなので早く戦争止めて欲しいですね·····

こういった戦争の悲惨さを約3時間でミュージカルで描くというのは難しいです。

DVDとかでたらじっくり見て分析したいなーと考えています。


 終わりの締め言葉

さてどうでしたでしょうか。

まだ僕の分析不足であまり褒められた内容ではなかったと思います。(白目)

あと初見感想って難しいガーン

この作品はまだまだ公演がありますし映画や書籍でも見ることが出来るので是非戦争の悲惨さを感じて見てください。


             



              ありがとうございました!


身近にミュージカルについて熱弁できる人がいないので文章力向上も兼ねて始めてみます。

(高校の時作ったアカウントの流用)

 

さあ記念すべき第一回目は僕の中で三本の指に入る大好きな作品です!

 

 

 ~ミュージカルへの入り口~

 

音符さて今回から分析していくミュージカルは「マリー・アントワネット」です。音符

 

 

このミュージカルはキリスト教作品などを多く記した遠藤周作の「王妃マリー・アントワネット」をベースにした作品です。

 

 (原作読んだことないから早く読みたい・・・)

 ということで原作についてはまた機会があればてへぺろ

                            

 

 

 

話を戻してミュージカル「マリーアントワネット」についてお話していきます。ウインク

      

 

 

 この作品を手掛けたのはウイーンミュージカルの最強タッグ、ミヒャエル・クンツェ(脚本)とシルヴェスター・リーバイ(作曲)の二人です。 このタッグが生み出した作品は二人の名前をもじってクンバイ作品と呼ばれることもあるそうです。ちなみに花總(はなふさ)まり・笹本玲奈のWキャストで演出されたバージョンは韓国韓国でアレンジされた作品で「新演出版」と呼ばれています。日本初演の旧演出版はまだ見たことが無いので機会があれば紹介しますグッ

 

 

 ちなみに今回ご紹介するマリーアントワネット以外で有名なクンバイ作品をいくつか挙げていくと、

 

 

    

エリザベート

モーツァルト!

レベッカ

レディ・ベス

ベートーヴェン

 

などがあります。 

 

ここではこれらの作品についての紹介は控えさせていただきます。

また機会があれば紹介します!!(エリザベートは絶対やる)

 

 

 今回は作品についてより深く語る前に簡単にマリー・アントワネットのつくられた人物像について紹介していきます。

 ちなみに本公演では前述した通り、花總まり・笹本玲奈のWキャストです。

 この二人についても後の記事で熱く語っていきます。炎 

 

    

          (花總まり)


 東急シアターオーブ ミュージカル『マリー・アントワネット』           (笹本玲奈)            

 

                       

                         

ちなみに僕は花總まりのファンですラブラブ。僕が一番好きな作品のエリザベートの象徴ともいえる大女優さんです(あ、話それる)。もちろん笹本玲奈も負けてません!シンプルに僕が生で見たことないだけアセアセ

 

つくられた悪女フランス王妃マリーアントワネット

マリー・アントワネット - Wikipedia

             (マリー・アントワネット)

 

 マリー・アントワネットが言ったとされる有名な言葉は?と聞くと「パン食パンが無ければケーキケーキ(お菓子クッキー)を食べればいいじゃない」と答える人が大半ではないでしょうか。

実際に僕自身もマリー・アントワネットといえば世間を知らない贅沢好きなお姫様というイメージを持っていました。フランス

また第一幕の最初の部分でも「パンが無ければケーキを食べればいい」という趣旨の歌詞が出てきます(詳しくは後々語っていきます)。このようにマリー=世間知らずで贅沢三昧という印象が完全に定着してしまいました。しかしこのフレーズ実際にはマリーが発言したものではありません。俗にいう冤罪ですね。可哀想ムカムカ

ではいったいこの発言は誰がしたのか、また初めて史料に出てきたのはいつなのか。見ていきましょう物申す

 

 

 例の発言にはあの有名人が!?

 

 この発言の出典史料はルソーの自伝である「告白」です。このルソーという人物の名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。実は中学の公民の授業で出てくるんですよねひらめき電球「社会契約論」という単語を覚えていますか?その思想を主張した人物がこのルソーなのです。あのなんかよくわからないけどなんか凄そうで多分めちゃくちゃ頭のいい人が今なおマリーの評判を落とす本を書いてしまうとはタラーこんな情報ばかりを見てみるとルソーもマリーアンチなのかと思ってしまいます。いいえ、決してそんなことはありません。この件についてウイキペディア先生を基に解説していきます。PC

この「告白」という本が執筆されたのは1764年から1770年にかけてです。ちなみにパンが無ければ発言に関しての部分は1765年に執筆されたこと。1765年この数字を覚えておいてください。一方でマリーがこの世に生を受けたのは1755年、つまり例の発言が執筆された時、彼女は10歳、しかもまだこの時期にはフランス王朝に嫁いでいません(まだこの時期はオーストリアですね)。このようにきちんと時系列をみていくとマリーがこのような発言をしていなかったのは明白です。そもそも実際に誰がした発言なのかもわかっていません(ややこしいブー)。

 

           ジャン=ジャック・ルソー - Wikipedia

               (ルソー)

 

 

 

       終わりの締め言葉                             

 

 いかがでしたでしょうか。あの発言がマリーの発言じゃないと知って少し彼女の印象が変わったのではないでしょうか。

 

 

 次回のミュージカル「マリー・アントワネット」分析は登場人物について僕なりに説明するつもりです。

                           

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