座間ゆうメイト解雇撤回闘争

座間ゆうメイト解雇撤回闘争支援会議ニュース14

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２００９年１０月、過酷な労働条件のもと郵便事業会社座間支店に勤務しギリギリの生活をなんとか維持していたＮさんが雇い止め解雇されました。座間ゆうメイト解雇撤回闘争支援会議は、Ｎさんの解雇撤回を求めて、郵便事業会社本社および座間支店と闘っています。皆様の厚いご支援・ご注目をお願いします！

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地労委命令：一部不当労働行為命令勝ち取る

３月２７日神奈川県労動委員会から座間ゆうメイト雇い止め事案の命令が出されました。

命令書は４４ページと資料が３ページ付いた長い命令書になっていますので、主文のみを報告します。　

一部不当労働行為命令勝ち取る。　

座間ゆうメイト雇い止めに関して、全国一般神奈川は４点の救済を求め（①Nさんの職場復帰②団体交渉の拒否はしないこと③誠実に団体交渉を行うこと④謝罪文の掲示）２０１０年８月１０日に神奈川県労働委員会に救済の申立てをしました。１年と５ヶ月の審査を経て、座間ゆうメイト雇い止め労働委員会は昨年１２月２６日に結審し、３月２７日命令書が出されました。

命令は

　【　主　文　】　

1、　被申立人は、申立人からの団体交渉申入れに対して団体交渉の開催を引き延ばすことなく、誠実に団体交渉を行なわなければならない。　　　　

２、　被申立人は、申立人が申し入れた交渉事項について「権限外事項である」との回答にとどめることなく、、当該交渉事項につき権限のある部署で取り扱うよう措置するなど誠実に対応しなければならない。

３、被申立人は、本命令受領後、速やかに下記の文書を申立人に手交しなければならない。「記　当社が団体交渉の開催を引き延ばしたこと、貴組合の賃金引上げ要求、一時金の引き上げ要求、福利厚生に関する要求に関して「権限外事項である」との回答にとどめ、それ以上の措置をしなかったことはいずれも労働組合法第７条第２項及び第３項に該当する不当労働行為であると神奈川県労働委員会において認定されました。今後このような行為を繰り返さないようにいたします。」という内容のものを手渡す。　

４、その余の申立てを棄却する。　というものでした。命令の理由は、組合への不当労働行為（団交引き延ばし、権限外事項での不誠実団交）があった事は認めています。しかし、Nさんの雇い止めに関しては、不当労働行為意思は見られないとし、雇い止めの不当労働行為性は認められないとしています。

座間ゆうメイト解雇撤回闘争支援会議ニュース13

２００９年１０月、過酷な労働条件のもと郵便事業会社座間支店に勤務しギリギリの生活をなんとか維持していたＮさんが雇い止め解雇されました。座間ゆうメイト解雇撤回闘争支援会議は、Ｎさんの解雇撤回を求めて、郵便事業会社本社および座間支店と闘っています。皆様の厚いご支援・ご注目をお願いします！過去情報＆最新情報はこちら！！↓

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＊＊＊＊＊＊＊＊【経過報告】＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（目次）

①神奈川県労委・郵政不当労働行為救済申立結審！　

②会社立証が物語る、不当労働行為の実態！

③郵政労働者の皆さん、困ったことがあったら連絡を！

④予備知識：ゆうメイトの労働条件実態！！

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①神奈川県労委・郵政不当労働行為救済申立結審！　

神奈川県労働委員会に申立から１年４ヶ月、月一回のペースで調査や審問が行なわれてきた、座間ゆうメイト雇い止め等不当労働行為救済申立の闘いが、昨年１２月２６日結審しました。組合は、準備書面、書証、陳述書の提出、さらに証人尋問をもって、申立書に記載した会社の不当労働行為を立証してきました。結審にあたり組合は最終意見書を提出し、これまでの立証を整理し、かつ会社主張の矛盾点を指摘し、労働委員会で新たに発覚した不当労働行為の事実を丁寧にまとめました。その結果最終意見書は４０ページに及びました。一方会社の最終陳述書はたったの９ページ、取り組み姿勢がページ数に如実に現れました。結審にあたり、公益委員からの、「最終意見がありますか」との問いに、代理人の弁護士は、「この申立は、過大なことを会社に求めたものではなく、Nさんが長年働いてきた職場で労働組合に加入し、継続雇用や職場改善を求めたことを嫌悪した会社が、団体交渉で回答を拒否したり、開催を不当に引き延ばしている間に、「内藤組合員は成績劣悪者」なる資料を作成し、雇い止めをして職場から排除したものです。これ迄立証してきたことを、受け止めていただいて速やかな救済命令を求めます」と簡潔に争点を浮き立たせました。会社代理人は見解なし。更に労働側委員からの、「団体交渉で問題解決の意思はあるか」との質問に、「一切ない」と淀みなく応えた会社。命令の日程は未定ですが、闘いへの支援今後も宜しく。

②会社立証が物語る、不当労働行為の実態！

会社は、労働委員会でNさんの雇い止めを正当化するために、沢山の資料と証言を重ねました。しかし会社が主張すればする程、逆に「組合を嫌悪してのNさん雇止め」を浮き彫りにしてしまいました。第一は、雇い止め半年前の４月に職場に赴任した坂田第一集配課長（当時）が、突如「Nさんには誤組み立てが多く仕事も遅い」と、３ヶ月間だけ連日対話シートに記入し、「２６年の経験の中で最低の組立ゆうメイト」と証言。しかしNさんの人事評価は、勤続５年余で雇い止めの最終時期まで常に標準以上の「Ｂ・あり」でした。この事実は、逆に会社が４月に内藤組合員の雇い止めを決定し、以降雇止めの口実作りを行ったもので、「８月に６人余剰発生で、末日に成績下位者に雇止め通告」は方便でしかなかったことを立証しました。坂田課長はNさんの雇い止め以降、異例の南関東支社に栄転となり大出世し、企業コンプライアンス担当という皮肉。第二に、「忙しい」「時間がない」と団交日程調整を６ヶ月以上も拒否し続けたことは、Nさんの雇い止めを早いうちに察知させない、情報を与えない為のものであったこと。第三に、組合が団交で求めた雇止めに関する資料は、「提示した４点以外の資料はない」と表明していたが、労働委員会には証拠を沢山出し、「４点以外にない」が嘘であったことも立証した。労働委員会と現場での闘いを結合して、Nさん員雇止めを撤回させましょう。

③郵政労働者の皆さん、困ったことがあったら連絡を！

労働相談、先ずは連絡を！Ｔｅｌ　全国一般神奈川事務所　０４５－７１４－６０２１　特別執行委員　佐藤　　０９０－９８１０－０５８２

④４予備知識：ゆうメイトの労働条件実態！！↓

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座間ゆうメイト解雇撤回闘争支援会議ニュース12

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＊＊＊＊＊＊＊＊【経過報告】＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（目次）

①今後の予定

（１）５／３０、６／３０　労働委員会証人尋問　いよいよ審問へ！是非傍聴を！　　

（２）６／９、座間支店前朝ビラ情宣行動
（３）６／１７、第二回総会開催！

②郵政労働者の皆さん、困ったことがあったら連絡を！

③予備知識：ゆうメイトの労働条件実態！！

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①今後の予定

（１）５月３０日、６月３０日　労働委員会証人尋問　いよいよ審問へ！是非傍聴を！　　

　　よろしくお願いします！！

（時間）５／３０、６／３０、１７：３０～

（場所）神奈川県労働委員会（ＴＥＬ：045-633-6110）

地図：http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/.pdtihosomu/tiroi/iten3f

　　（横浜市中区寿町1-4、かながわ労働プラザ）

（２）６／９、座間支店前朝ビラ情宣行動

・・・郵政座間支店前でビラまきとアピールを行い、Ｎさん解雇の不当性を訴え、支店労働者や地域の人々に支援・連帯を訴えます。是非ご協力を！
（時間）６／９　午前７：００～８：３０
（場所）郵便事業会社座間支店（電話：046-251-2323）
アクセス：小田急線・小田急相模原駅徒歩１０分、

地図：http://www.zamatown.com/map/zm000136

（３）６／１７、第二回総会開催！

（日時）６／１７、１８：３０～

（場所）かながわ労働プラザ

地図：http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/.pdtihosomu/tiroi/iten3f

ゆうメイト解雇撤回支援会議は、多くの団体、個人の参加を得て２０１０年５月２４日に結成され、早一年が経過しました。

この一年、座間支店との団体交渉や座間支店前等々での情宣活動を、８月１０日に申立て、神奈川県労働委員会での不当労働行為救済の調査と結合した闘いとして推進してきました。

全国一般や郵政ユニオンの正当な組合活動を嫌悪した郵便事業会社座間支店が、組合潰し目的で内藤組合員を職場から排除したこと。その雇止めを準備する間、団体交渉を不当に引き延ばし、その後開催された団体交渉を不誠実に行った。以上を私達はこの一年で明確にしてきました。労働委員会はいよいよ５月３０日と６月３０日の証人審問を迎え、最座間大の山場に差しかかっています。また座間の闘いは他の支店へも拡大し、南関東支社に攻め登る体制が作られてきています。

この一年間の活動の成果を確認しつつ、座間ゆうメイト解雇撤回支援会議の運動の更なる前進を目指し、第２回総会を開催します。多くの団体、個人の参加をお願いします

②郵政労働者の皆さん、困ったことがあったら連絡を！

労働相談、先ずは連絡を！

Ｔｅｌ　全国一般神奈川事務所　０４５－７１４－６０２１　

特別執行委員　佐藤　　０９０－９８１０－０５８２

③予備知識：ゆうメイトの労働条件実態！！↓

http://ameblo.jp/yokohamasikyoimondai/entry-10642920344

座間ゆうメイト解雇撤回闘争支援会議ニュース11

２００９年１０月、過酷な労働条件のもと郵便事業会社座間支店に勤務しギリギリの生活をなんとか維持していたＮさんが雇い止め解雇されました。座間ゆうメイト解雇撤回闘争支援会議は、Ｎさんの解雇撤回を求めて、郵便事業会社本社および座間支店と闘っています。皆様の厚いご支援・ご注目をお願いします

！過去情報＆最新情報はこちら！！↓

ブログ：http://ameblo.jp/yokohamasikyoimondai/

＊＊＊＊＊＊＊＊【経過報告】＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（目次）

①今後の予定：５月３０日、６月３０日　労働委員会証人尋問

　いよいよ審問へ！是非傍聴を！　　

②４／１９　労働委員会報告等

（１）会社側資料でもＮさんの能率は優秀だった！

（２）組合の目標

（３）皆さんも困ったら労働相談を！

③予備知識：ゆうメイトの労働条件実態！！

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①今後の予定：５月３０日、６月３０日　労働委員会証人尋問

　いよいよ審問へ！是非傍聴を！　　よろしくお願いします！！

（時間）５／３０、６／３０、１７：３０～

（場所）神奈川県労働委員会（ＴＥＬ：045-633-6110）

地図：http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/tihosomu/tiroi/iten3.pdf

　　　（横浜市中区寿町1-4、かながわ労働プラザ）

②４／１９　労働委員会報告等

４月１９日、夕方６時より１０名の仲間が見守るなかで、第６回労働委員会調査が開催されました。冒頭双方からの提出資料の確認と質問や意見が交わされました。組合からの準備書面（３）では、会社は公社から郵便部門の権利義務を引き継いでおり、雇用責任も引き継いでいること。施策４５０分区の導入は業務体制の見直しであり、それによる整理解雇的な雇い止めは許されないと、会社主張の根幹を否定する内容です。また証拠書（甲５５号証）も提出しました。会社からは、座間支店における組立社員の組立処理能率をまとめた一覧表（乙３７号証）が証拠書として提出されました。その後、提出された書証についての質疑応答が、双方の代理人、補佐人を介して行われました。

　質疑応答の終了後、委員会から証人審問計画の提案がありました。初めに証人の確定が進められ、組合側からは、雇い止めされたＮさん本人と、座間支店との窓口を担当してきた佐藤特別執行委員の２名が、申請通り採用されました。会社側は、組合対応の責任者である輿水座間支店室長と内藤組合員の上司であった坂田元座間支店第一集配課長が採用され、証人は４名に決まりました。また、証人審問期日は、主尋問を５月３０日月曜日１７時３０分から、反対尋問を６月３０日木曜日、１７時３０分から行なうことも決定しました。

（１）会社側資料でもＮさんの能率は優秀だった！

「Ｎさんは、作業能率が低かったから雇止め対象となった」との会社主張は、会社提出資料で、ぐらりと揺らぎました。証拠書（乙３７号証）は、２００９年４月から７月に座間支店で働いていた組立ゆうメイト全員（５１名）の組立処理能率の全資料の一覧表です。この資料は、解雇問題発生当初から組合が強く提出を求めていましたが、会社が頑なに拒否し続けてきたものでした。見てビックリ、読み解いてヤッパリ。作業能率には、自己申告でチェックなしの一日当たりの業務量を所要作業時間で割った１枚当たりの処理時間を出したものと、各人の１５分間の処理枚数を調査したＪＰＳ調査があります。そのうち全員実施のはずのＪＰＳ調査結果は５１名中１８名しか記録がない不思議、内藤組合員の成績は４番目と上位にあることが判明しました。自主申告の資料では内藤組合員の成績は悪いが、「正直者が損をする」自主申告でノーチェックの調査結果に客観性が疑わしいことは明らかです。又１日の調査人数が１９名しかいない調査日もあり、資料への疑問は尽きない。

（２）組合の目標

２日間掛けて行う審問で組合は、要求提出、団体交渉、労働条件の改善というごく当たり前の組合運動を推進する全国一般神奈川に対し、それを嫌悪した会社が、全国一般神奈川の組合運動を職場から排除する為に内藤組合員を狙い雇い止めしたこと、雇い止め理由作成中は団体交渉開催を引き延ばし、回答拒否など不誠実団交をしたこと等を立証します。これは労働組合法第７条にある不当労働行為にあたり、会社としてやってはならない事です。会社の不当労働行為を審問で明らかにし、会社を追い詰め勝利する！現在その準備を着々と整えています。

（３）皆さんも困ったら労働相談を！

Ｔｅｌ　全国一般神奈川事務所　０４５－７１４－６０２１　特別執行委員　佐藤　　０９０－９８１０－０５

③予備知識：ゆうメイトの労働条件実態！！↓

http://ameblo.jp/yokohamasikyoimondai/entry-10642920344