薬剤師のみなさん、こんにちは。
いつもご愛読頂きまして、ありがとうございます。
映画「おとうと」が2010年1月30日(土)に公開されました。
薬剤師役を主演の吉永小百合さんが演じるとあって、
話題になっていましたね。
医療従事者をテーマにした映画やドラマなどは数多くありますが、
薬剤師をテーマにしたものは少なく、
薬剤師の職能が理解されにくい要因でもあると感じられます。
昨年11月に滋賀県で開催された第42回日本薬剤師会学術大会の開会式に、
この映画の主演である吉永小百合さんと山田洋次監督が駆けつけています。
なぜこの映画が薬局を舞台にし、薬剤師を主役としたのかという問いに対して、
監督はこう述べています。
「顧客として見てきた薬局は、穏やかで静かで充実した暮らしが想像できる。
この物語にふさわしいと思った」
と語っており、
早い段階で舞台を薬局にすることを決めていたようです。
さらに主役である薬剤師は、
「優しいお姉さん役と町の薬剤師のイメージがピッタリ合致した」
と強調しています。
「町の薬局には、地域の人々が立ち寄って、健康や病気について
様々な相談を持ちかける。そこには、お店と顧客との深くて長いつながりを感じる」
と語っています。
「庶民の目線で、温かみのある薬局」
を目指して映画を製作したと語っています。
これは、日薬が提唱する「かかりつけ薬局」の理念そのものです。
薬剤師および薬局が目指している「かかりつけ薬局」なるべく、
多くの取り組みが、伝わっているということに他なりません。
この映画が薬剤師さんの職能に対する理解度向上への追い風となることを期待してやみません。
そして数多くの薬局においてもぜひその役割を果たしてほしいものです。
主演の吉永さんも薬剤師の印象についてこう語っています。
「とても真面目で、素敵な人が多い」と語り、
映画の中では、「温かい薬剤師」を演じることを心がけたそうです。
みなさんも、患者さんやお客さんが薬剤師さんから、
同じような素敵な印象を持ってもらえる薬剤師さんであってほしいと思います。
そして、患者さんとのコミュニケーションとしてこの映画の話も面白いかもしれませんね。
◎山田洋次監督作品「おとうと」公式サイト
http://www.ototo-movie.jp/
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