日産ギャラリーに行ってシルビアを見たとき、
一緒に展示されていた旧車の画像をアップします。
ダットサン16型フェートン 1937年:16型
1935年のダットサン14型から始まった大量一貫生産で低価格を実現、
庶民の手が届くようになりました。
展示車両は動態ではなく、展示用車両として2019年に再生されたものです。
ボディタイプはソフトトップですが、
16型はほかにセダン・ロードスター・クーペ・ピックアップトラック・ライトバンとバリエーションが豊富に展開。
が、1939年を最後に 戦時体制で途絶えました。
プリンス・スカイラインスポーツ・クーペ 1963年
1960年、イタリアトリノショーで発表され、1962(昭和37)年発売
イタリアのジョバンニ・ミケロッティのデザイン、
生産にあたってはイタリアから職人を招聘して、
技術を伝承しながら手作業で作られました。
全長4.65m×全幅1.695m×全高1.385m、
メカニズムはプリンス・グロリア1900から流用、
グロリアと同じ1.9L直4OHVエンジン34馬力です。
クーペは185万円、コンバーチブルは195万円で現在の価格にすると2000万円以上だそうです。
生産台数はわずかに60台!!!
どこから見てもカッコイイですが、バックシャンですね~。
ダットサンフェアレディ1500 1965年
1961年の東京モーターショーで話題、翌’62年に発売されました。
全長3.91m×全幅1.495m×全高1.305m
初代ダットサン・ブルーバード310型のシャーシーに、
初代セドリック30型の1.5Lエンジンを搭載、
当時のMGやトライアンフ等の英国製スポーツカーに近いフォルムでデザイン。
この赤、いい色してますね~。
展示車両は1965年式、2018年にフルレストアされたものです。
ローレルハードトップ2000GL-6 1972年
2代目ローレルC130型、
キャッチコピーは「ゆっくり走ろう・ゆっくり生きよう」
フロントグリルはケンメリスカイラインGTRのグリルへと昇華したデザイン
全長4.5m×全幅1.67m×全高1.405m
「サンダーストリーム」と呼ばれる「Z」を描くキャラクターラインが特徴的!
リアのバンパーインのコンビネーションランプはアメ車みたいだ・・・。
奇しくも同じ1972年に発売さてたライバル車、
2代目トヨタマークⅡと同じサンダーストリームラインは偶然なんだろうか?
3代目ローレル C230型 1977年
和のテイストの格子状フロントグリル
ベンツW113・W123みたいなカラードホイールキャップ
全長4.625m×全幅1.685m×全高1.405m
日産らしいダッシュボード、ステアリング細~い
おまけ画像1 フェアレディZロードスター
フェアレディZロードスター 2003年 HZ33型
5代目Z33フェアレディZ、海外名は350Z、
メタルトップではなく伝統的なソフトトップ、電動機構により約20秒で開閉できる
エンジンはV6・4バルブDOHC4.0L
楔形のテールランプが愛おしい・・・。
展示車両は海外モーターショーに出展されたショーカーで、
市販車とは細部が異なります。
おまけ画像2 フェアレディZ
7代目フェアレディZ RZ34型
フロントグリルはS30型をイメージした長方形型グリル
スタイルはS30型の後方に向かってさがっていくリアビューを踏襲したデザイン、
スポーツカーらしいプロポ-ション
リアも4代目Z32を髣髴とさせる、
ルーフサイドのシルバーのラインは最新の日産のデザイントレンドです。
おまけ画像3 GTR
1台欲しい・・・。
最高スピード192マイル/hのモンスターマシン
おまけ画像4 日産 Z GT500