我が家の故郷 宮崎県から端午の節句に

供えて食べる『あくまき』が送られて来ました

漢字で描くと『灰汁巻き』。

初めて見る方は、なんじゃこりゃ?ですかね、。

その昔は薩摩藩の携帯兵糧→保存食だった

様で、西郷さんも西南の役で食べたとか…

私がこどもの頃は祖母が庭で作っていました。

材料

良質の木灰(祖母は樫の木の灰を使用)

もち米

竹の皮  以上❗

木灰を木綿の布に入れ、上から水を注ぎ

その水を鍋に溜めます。

木灰を通した水(灰汁)にもち米を入れ

一昼夜寝かせます。

寝かせたもち米を、竹の皮に包み

竹皮をさいて作った紐で両端を縛ります。

もち米を包んだ竹皮を再び灰汁に浸し

そのまま煮ます。

煮えたら熱が冷めるまで放っておいて

引き上げて出来上がり。

良質の灰がなかなか手に入りませんが

1度、忍者サークルでこしらえてみたい

一品でござる。

食べ方は、水の中で竹皮をはいで

竹皮の端を裂いて紐をつくり

あくまきを紐でくるっと巻いて引っ張ると

切れます。

切り分けた あくまきに きな粉と黒砂糖

をまぶして食べます。

ちなみに、私の祖父は芋焼酎のつまみとして醤油をかけて食べていました

もち米ですので 腹持ちが良いです。

送られて来た『あくまき』



ちょっと不思議な感じ❔



水の中で竹皮を剥ぐとあくまき登場❗



竹皮の端を裂いて紐をつくり

くるっと巻いて引っ張ると…



切れます♪

黒砂糖ときな粉をまぶして食べます