ボブという名のストリート・キャット | 横浜肉球俱楽部‼

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鶴見川にいたキセノン、工場植え込みにいたクマ子、御宿生まれの銀次、3にゃんの肉球な日々を毎週日曜お届けします。

思わずジャケ買いの「ボブという名のストリート・キャット」

著者はイギリス在住のストリート・ミュージシャン、ジェームズ・ボウエン。
彼と、「ボブ」と名づけられたトラ猫の実話。



ただのフォトエッセイかと思ったら、うれしい誤算。
写真は表紙のほか、数箇所のみ。かなり読ませる文章で心に沁みる1冊です。
この本はBOOKOFFには売らないぞ(笑)のMY蔵書になりました。

「ミュージシャンを目指してロンドンに来たものの
挫折して麻薬中毒になり、ホームレスとして政府の援助を受ける彼ジェームズ。
そんな彼はある日、運命に導かれるように一匹の野良猫「ボブ」に出会う・・。」

素晴らしいと思うのは彼らの関係。飼い主と飼い猫ではなく、
お互いがお互いを必要とする全くの対等の存在であること。
そのパートナーシップにはほんとに、うっとりとしてしまう・・。

彼のあまりにも有名な?演奏後にするのふたりの「ハイタッチ」
思わず嫉妬心が湧いてくる?!仲睦まじさ・・。

(ちなみにウチの猫で試したところ、当然ですが無反応。トホホ。)

本国イギリスでは映画化の話もあるほどの有名ネコになりました。


現在の彼らの近況はこちら。「奇跡の猫ボブとジェームズ・ボウエン」facebook