2年に一度開催される、『写本のつどい』が終わりました。
主催は全国拡大教材製作協議会。
この協議会には全国にある拡大グループ63団体が登録しているとのこと、そのうち、神奈川県には18団体(神奈川県拡大写本連絡協議会 → 略称・県拡連を形成)あります。
今回の神奈川大会では、初めて全員参加の形を取りました。
昨年、県拡連のメンバー450数名の中から実行委員を募って実行委員会を立ち上げ、綿密なプランを練り上げました。
何度も何度も実行委員会がもたれ、大会1週間前の12日には、神奈川県ライトセンターに参集、シミュレーションまで行いました。
そして、、、いよいよ当日の今日、かながわ県民センターにて開催となったのです(^_^)v
私は実行委員でもなく、その準備にも参加したことはありませんが、皆さんの前で「開会の辞」を述べなくてはなりませんでした。
なのに、、、風邪から喘息となって、咳は出る、深呼吸は出来ない、大きな声は出ない・・・と、とんでもないことに!!
会場前に到着すると、仲間たちが「大丈夫? 座ってて・・・」と優しく気遣ってくれます。
本当に申し訳ないことでした。
実行委員の指示のもと、県拡連のお手伝い組で会場設営。
続々と全国から拡大仲間たち(18団体80数名)が到着されました。
10時半から始まる予定だったワークショップは、既に大賑わい!!
持ち寄った写本、白黒反転、ロービジョン体験、製本のブースは押すな押すなの混雑ぶりで・・・。
いよいよ10時半となって、私は壇上へ・・・。(全員が立っているから分からないと言われて、しぶしぶ壇上へ)
いつもなら、マイクが必要ないほど、よく通る大きな声なのに、今日はマイクを通したっておとなしさは否めない。。。
無事、私のお役目を果たして、ホッとしました。
午後からのグループ討議も大変な盛り上がりをみせ、全国拡大教材制作協議会会長挨拶、拡大写本を世に広めるため、文科省との交渉等、陰になり日なたになって引っ張ってくださった慶応大学教授・中野先生の有意義なお話と続き、実行委員長挨拶で閉会となりました。
会場を元の形に戻して、4時半解散!!
実行委員の皆さま、ほんとうにご苦労様でした。。。
上腕に貼った気管支拡張剤と、喘息発作を抑える吸入器のおかげで、発作が起こることもなく一日過ごせて、本当に助かりました。