3月11日。
今年は日曜日でした。
朝から、どのテレビ局も震災特別番組。
2時46分に黙祷。

横浜高島屋で地震に遭ったことが思い出されます。
夫が石川町から横浜へ歩いて来る途中、大岡川の水が逆流していたそうです。
娘たちからは、都内で夜を明かすという連絡(ようやく繋がったのです)があったし、ベビールームに居た孫は、たまたま風邪で休んでいたお婿さんが迎えに行って無事でした。
それを聞いて安心し、夫と二人、バスと徒歩で帰路につき、11時頃に帰宅できたことを感謝しました。

我が家で壊れたものは、倒れた一輪挿しに押されて、玄関の棚から落ちたリヤドロだけ(とても残念だったけど)で、他には何も・・・。
これにも感謝でした。
ピアノが5ミリも動いていたのには驚きましたけれど・・・。



幸いに、私どもには東北には親戚も親しい友人たちも居ませんでしたので、個人的につらくて悲しい出来事には遭いませんでした。
しかし、周りを見回してみると、ご家族を亡くされた方、ご兄弟等が被災された方が多くいらっしゃいました。



震災当時は停電のために蝋燭や電池を買いだめしたり、アンカの代わりに湯たんぽを使ったり、ストーブの代わりに重ね着したりホッカイロを貼ったり、、、。
なのに、、、もう忘れてしまっています。
寒冬というので、ホッカイロの代わりにガスストーブを、湯たんぽの代わりにアンカを・・・。
のど元過ぎれば、、、のくちですね。

慣れない土地で、今なお不自由な生活を送っていらっしゃる方には、大変申し訳ないことです。