以前に読んだ「流星ワゴン」が凄く印象的だった
重松清さんの小説”哀愁的東京”を読みました
本屋で手に取ったのは、殆どこの哀愁的東京という
響きに惹かれたから。
大都会東京。煌びやかな街。高級な車。街を行き交うエリートビジネスマン。眠らない街。自由。夢をかなえる街。チャンスは無限。
そんな光の部分を持つ”東京”には、影の部分もある。
破滅を目前にした起業家。人気のピークをすぎた歌手。帰るべき家を失った人たち。
光あるからこそ影、影あるからこその光。
地方から出てきて10年、東京という街は面白くもあり恐くもあり
そして寂しくもある。
哀愁的東京。なんだかな、しっくりとくる。
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