解夏/大沢たかお
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大沢たかおと石田ゆりこ主演、

そして作者は、さだまさし。

2003年公開の映画、解夏を見ました。


公開当初はこの作品のことを知らずに、

いつかテレビでやってたのを、少しだけ見たことがあった。


だけどしっかりと見るのは初めて。



こんなにも悲しい。こんなにも切ない。

現実を突きつけられたとき、自分ならどう対処するんだろう。


切なくて悲しくて、だからこそ暖かい。

そんなこと感じる映画でした。


長崎、高校の修学旅行で行ったきりだけど

なんだか、行ってみたくなりました。



解夏とは (公式サイトより引用)

古来、禅宗の修行僧は、座禅はもとより、師を求めて各寺院を行脚し、托鉢し、修行を積んでいました。しかし、夏の90日間は、「庵」に集まり、共同生活をしながら座禅をする“雨安居”と呼ばれる修行をしました。

もともとインドの陰暦4月から7月は雨季であり、外出するのに非常に不便であったと同時に、虫の卵や草の芽が生じる生命誕生の季節であり、歩くことによって殺生してしまうことを避けるための習慣でした。そのうち、この「庵」に食糧などがまとめて寄進されるようになり、寺院の始まりとなったといわれています。

この雨安居の修行を終えた僧たちは、この間に話し合った互いの「行」に対する捉え方、考え方、接し方の誤りを懺悔しあい再び行脚へ旅立って行きました。この修行の入り(始まり)の日を「結夏」(けつげ・陰暦4月16日、本作品では太陽暦5月27日)、終わる日を「解夏」(陰暦7月15日、本作品では太陽暦の8月23日)と言います。

劇中ではこの「解夏」を、闇の中をさまよう苦しみから解き放たれ、ようやく探り当てた一筋の光を胸に自己を再生し、新しく出発する日と考え、物語全体のテーマとして捉えています。