2003年の直木賞受賞作、星々の舟を読みました。


ちなみにこの著者の本を読んだのは初めて。

実際読んだのは、添付のではなく、文庫本なのですが

表紙が綺麗で、タイトルが綺麗で目に入ったからです。


一つの家族のそれぞれにスポットをあてた短編連作小説。

母親の死により集まった家族の、それぞれの視点から考えさせられる、

家族とは?親とは?子供とは?結婚とは?恋愛とは?戦争とは?日本とは?

に関する問い。

色々な想いを抱かせる小説でした。


読み終わった後、なんだか喪失感のようなものを感じたな。

数年前見た映画、アメリカン・ビューティを見た後もこんな後味だったな・・。


星々の舟/村山 由佳

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