たまには真面目に経済の話。
東洋経済を読んでいたら、
缶コーヒージョージアの売上減少が原因で、
日本コカ・コーラの魚谷社長が解任(正式には会長に)という
記事が載ってた。
後任は、日本人ではなく本社のアメリカから来るらしい。
*日本コカ・コーラはザ・コカ・コーラカンパニー100%出資の日本法人
なんでも缶コーヒーの顧客層は圧倒的に40代の男性が多いらしく
昨年秋に20代を取り込む為にパッケージ変更や、CM戦略を変更した。
しかしながら20代の取り込みには成功せず、またCM戦略変更により
基盤の40代の男性も他社にとられた。
んでシェアが落ちたとのことらしい。
ちなみに魚谷社長は、まだ52歳(確か)。しかもこの時期に変更って、
外資はすげー厳しいというかドライだなーと思いました。
前職は、花王でマーケティングをやっていたらしく、
結局解任の原因はマーケティングの失敗ということなんでしょうか?
コカ・コーラグループって日本に10以上のボトラーがあって、
それぞれのバックの資本が異なってます。
7月始めに近畿コカ・コーラとコカ・コーラウエストジャパンが
経営統合してコカ・コーラウエストホールディングスとなりました。
ちなみに近畿コカの親会社はキリンビールで、
当然ながらキリンビバレッジという清涼飲料会社も持ってます。
キリングループはグループ内再編を進めてて、つい最近キリンビバレッジを
完全子会社化しました。その再編の中で近畿コカを手放し、
資源をキリンビバレッジに集中させようとしたのだと思います。
その近畿コカをおさめたのがコカウエストだったのだと。
2000年くらいにもコカグループ一気に再編か?
なんてニュースが出てたのを記憶してるのですが、
これから一気に加速ですかね!?
通信業界やIT業界のM&Aはすごいけど、最近は飲料業界や製紙業界もM&Aが加速してくみたいです!
yokohamalmtは結構こういう業界マップとか見るの好きです
久しぶりに真面目な記事書いて疲れた・・・