「大会で、生まれて初めて今朝あったばかりの人間と闘う。それだけで十分大会に出た目的は果たせている。闘った時点で、恐怖感に打ち勝っているんだ。それでいいんだよ。勝ち負けは関係ない」
〜真樹先生語録より。

子供達はこれで十分だと思います。
こんな甘い事言ってたら
全日本チャンピオンには
なれないかもしれませんが、
小学生のうちに燃え尽きてしまったり、
古傷になるような怪我を負って
空手をやめてしまったら本末転倒。

僕が子供の頃から経験を積ませていただいた
ジュニアフルコンタクト空手競技が、
盛り上がるのは嬉しい事だと感じる反面、
ワッペンとか全国大会出場権利に
本人以上に親御さんや指導者が夢中になり過ぎて
本質が置き去りになってしまうことは、
あってはならない事だと思います。

負けてしまって、権利もトロフィーもワッペンも
とれなくても、大切なのは試合後。

あくまでも稽古が主であり、
大会が主ではありません。
昔のプロレスの巡業じゃないんだから。

結果を急いで、
来週もどこかの大会に出るのではなく、
試合で見つけた課題をじっくり稽古してから、
次の試合に臨んでほしいと僕は思います。

場数を踏むというのも大事なんだけど、
毎週毎週試合というのは、
僕が考える空手ではありません。

あくまでも稽古が主であり、
試合は稽古の成果を試す場所だと思っています。

空手は続けてなんぼ。
急ぐ必要もないし、
すぐに結果を出す必要もありません。
細く長く時々太く。
40年近く試合に出てきた経験から
僕が辿り着いた
真樹道場横浜北支部のスタンスです。

昨夜も極真会館園田グループ横浜支部の皆さんが
出稽古に来てくれました。
試合前のメンバーは組手をたっぷり🥋
稽古後の記念撮影、皆さんいい顔してます。
普段とは違う顔ぶれでの稽古は、
お互い勉強になる事が沢山ありますね!










[10/25稽古メニュー]
□基本稽古
□型稽古
・平安1
・平安3
・平安5
□ミット稽古
・突きで圧を与えて前に出るために。
・突き、膝蹴り、前蹴りで圧を与えて前に
 出るために。
□対人稽古
・前脚、奥脚の外内のローキックが
 全て蹴れるように。
・ワンツーとローキックを確かなものにする。
・組手