
中央線の特別快速は国鉄時代の1967年に登場した
中央線は1966年に荻窪まで、1969年に三鷹までの複々線が開通した
特別快速は、当初は東京、神田、御茶ノ水、四ッ谷、新宿、中野、三鷹と立川以西の各駅であり、日中のみの運転であった
本数は登場当初は3本/hだったが、1970~1985年は4本/hだった
1986年には通勤快速が夕夜間の下りに登場
当初の停車駅は、東京~三鷹は特別快速停車駅、三鷹以西は各駅停車であった。なお、深夜の新宿始発は中野を通過していた
JRになり、1988年、中央線の転機が訪れた
特別快速は中央特快に改称し、停車駅に国分寺を加えた。そして、青梅線直通の青梅特快を新設。なお、国分寺は通過していた
そして、特別快速の運転時刻を休日ダイヤにて夕方以降にも拡大した
通勤快速は荻窪、吉祥寺を停車駅に加え、三鷹~立川を国分寺のみの停車とし、新宿始発の通勤快速は中央特快に格上げとなった。なお、中野通過は維持した
1993年には遠近分離を目的に通勤特快が、朝の上りに登場
停車駅は高尾以西、青梅線内の各駅と八王子、立川、国分寺、新宿、四ッ谷、御茶ノ水、神田、東京であり、停車駅は今まで変わりない
また、この年に青梅特快は国分寺に停車するようになった
運行本数は中央特快、青梅特快併せて4本/h(中:青は3:1)に増やされ、2013年には平日5本/h(4:1)、土休日は6本/h(4:2)に増やされた
2017年、深夜にあった新宿始発の中央特快を東京始発に変更し、これにより中野通過の中央特快は消滅した
現在、中央特快は高尾~東京を58分、八王子~新宿を36分で結び、京王電鉄と競合している