ヨコハマぽるとカップ④~2011大会直前情報~
横浜と横浜FCを愛する皆さまこんにちは、ホームタウン担当です。
とうとうリーグ2011シーズンも先週末を持って終了し、サポーターの皆さまにとっても、
一年をしみじみと振り返りつつの、束の間のOFF期間突入かと思います。
このブログも、そんな時間の過ごし方の一部になれば、幸いです。
今回は、いよいよ今週に迫った横浜FC主催の精神障がい者フットサル大会、「横浜FCヨコハマぽるとカップ2011」について、
その出場チームの紹介を通じて、大会の全体像を少しでも多くの方に知っていただければ、という内容で行きたいと思います。
【出場チーム紹介】 ※チーム横の数字は、出場回数
グループA
①Espacio(「エスパシオ」):3回
いまやその名を全国に知らしめる、千葉県からの「刺客」(!)
前回のDiaryでも触れた、2010年大会の優勝チームです。
今年は大阪、千葉での大会を制し、目下二冠のチャンピオン
として横浜に乗り込んできます
全チームの標的となることは間違いのない今年の大会で、どれだけの実力を発揮することが出来るか、要注目。
優勝候補筆頭◎のチームです。
②日野中央高等特別支援学校B:3回
港南区にある市立学校のサッカー部が出場。
Bチームは1、2年生を主体とした編成ながらも、そのひたむきなプレー、チームワークで上位を狙う。
③戸塚ファーマーズ:2回
戸塚区にある作業所メンバーを中心としたチーム。
2010年大会から参戦。体は名を現す!?、その渋い味わいのユニフォームにも注目。
優勝候補の一角、Espacio。選手の技術・戦術の一致は見事の一言。
グループB
①日野中央高等特別支援学校A:3回
グループAの同校サッカー部のAチーム。
2009年大会の優勝チームでもある。
年によって選手が入れ替わるという部活動の宿命を背負いながらも、堅実な力を持つ実力派チーム。
「あの」日産スタジアムを経験した2009年当時には1年生だった選手が、今年は最高学年として大会に臨みます。
日頃のトレーニングで培ったチームワークと青春にかける思いで、最高の結果を出してほしい。
②アトムズ甲府:3回
毎年毎年、参加申し込み開始後すぐに参加表明をしていただける、大会史上最遠方からの参加チーム。
昨年は惜しくも決勝トーナメントを逃す結果に終わり、2011年大会に期する思いは、その移動距離と比例して高まっているはず。
甲府を代表するチームとしての誇りを胸に、横浜へ乗り込んできます
③湘北ストライカーズ:2回
厚木市を中心に活動をする、個人参加チーム。
モチベーション高くトレーニングを続け、新加入選手も加わり、目指すは頂点のみ。
④オレンジソックス:2回
東京都内在住のメンバーを中心に活動を行っている個人参加型チーム。
大会参加をメインに活動を行っているのみではあるが、地道に実績を残しているあたりが不気味。
日野中央高等特別支援学校の赤と黒の縦じまユニは、すっかり大会の「顔」に。
余談ですが、2年連続でエキシビジョンマッチ出場しているアトムズ甲府。
今年もはるばる甲府からやってくる。
グループC
①FC PORT-A(「えふしーぽるとえー」):2回
神奈川区を中心に、フットサルの活動をメインに集まる集団。
「ぽると」の名を冠しているのは、横浜を代表するチームを目指すため。
監督を務める神奈川区職員のF田氏も、最近は公私にわたってこの大会への情熱を傾けている。
ちなみに「Aチーム」は、練習会を通じて『優勝を目指す力と気持ちを持った選手たち』で構成された、言わば選抜チーム。
昨年横浜市外に流出してしまった優勝カップを横浜に奪還すべく、この日初めてお披露目される、結束の気持ちを込めて作ったユニフォームは、「もちろんヒュンメル
社製」というこだわりようが頼もしい
②みちくさみち:3回
栄区の作業所メンバーで構成される常連チーム。
2009年大会では横浜FCの前座試合で日産スタジアムの芝を踏むも、昨年は決勝トーナメント一回戦でEspacioに苦杯を喫する。
横浜のチームとして頑張ってほしいチームの一つ。
③ディープいちょう:2回
2010年大会から参戦。東京都の社会福祉法人が主体となっているチームなのだが、昨年の「いちょうFC」からなぜ「ディープ」にチーム名が変わったのか、その謎は大会当日まで秘められたまま・・・
④FCぴゅあ:3回
横浜FCサポーターなら馴染みの深い、日総工産株式会社の特例子会社として、障がい者の方を中心とした商品開発・制作・販売を行っている「日総ぴゅあ」のメンバーも参戦。
大会当日にご提供される日総ぴゅあ特別メニューのランチボックス(事前申し込み制)も、ボリューム満点で選手・スタッフに大好評
優勝カップを横浜に取り返す!と意気込むFC PORT
グループD
①グリーンヒルズFC:3回
町田市からの参戦。
毎年決勝トーナメントに進出しており、2010年大会も日産スタジアムの芝を踏むまで勝ちあがった実力派チーム。
なのに、あんまり試合内容やユニフォーム姿を覚えていなくてごめんなさい・・・(w_-;
このグループリーグの勝ち抜けは必至、と他チームからは認識されている状況の中で、力を発揮することが出来るか。
②FC PORT-B(「えふしーぽるとびー」):2回
前述の、神奈川区のフットサル集団の中で、チーム内競争の末に生まれた、Bチーム。
選抜されたAチームの手前、チーム強化の優先順位はAチームのそれに及ばないものの、自らを「特攻野郎Bチーム」と名づける勢いと、誰もが認める頼れるキャプテンを中心にしたチームの和で、虎視眈々と下克上を狙う(-_☆)キラリ
大会創設から携わる「りんごの木」のメンバーをチームに迎え、実は選手層が厚いのも「FC PORT」の特長。
③すみれFC:3回
横浜FCの本拠地・保土ケ谷区からの参戦組。
これまでの大会は全て予選リーグで下位に終わっているも、この大会を心待ちにしていただいているあたりが、大会運営者泣かせです。
ぜひこの保土ケ谷から、ひと花咲かせてほしいチームです。
④フレンドFC:初出場
鶴見川の向こう、川崎市から初参戦。
全てが謎のまま、大会を迎えます。
E-リーグ(エンジョイ リーグ)
※本戦とは別に、こども中心、女性中心のチームも大会を楽しめるよう、特別枠のオープン競技も開催。
とはいえ、このリーグで最高成績を収めると、「裏準々決勝」の試合に出場できる特典付。
①鎌倉つばさFC-A
②鎌倉つばさFC-B:4回
「ヨコハマぽるとカップ」創設から携わる、この大会を語るにはなくてはならない存在。
小学生以下のこども達と、保護者混合チームで、思いっきりフットサルをエンジョイしてもらいます
③りんごFC
戸塚区の作業所「りんごの木」の中で、フットサルを始めた女性が増え、今大会で初めてレディースチームとして参加。
シャツ・パンツ・ソックスまでビシッと決まったそのユニフォームに、横浜FCサポはぜひ注目です。
④FC-PORTレディース
FC PORTのフットサル練習会に参加する女性だけで編成されたチーム。
う~む・・・こうしてみると、本当に多士済々とはこのことですね。
いろんなところから、いろんなチームが、いろんな目的で参加してきているのが「ヨコハマぽるとカップ」の隠れた魅力でもあります。
その他、2011年大会のトピックスとしては・・・
【大阪から「彼」がやってくる!!】
11/1付のDiaryでもご紹介した、大阪の新阿武山病院の岡村先生が、ついに横浜へやってくる!
自らが提唱しスタートした精神障がい者フットサル大会。
ガンバ大阪で行われた研修で、熱く精神障がい者フットサルを語る岡村先生
いち早くその意に賛同してスタートした横浜の地での大会を、この目に焼き付けるべく、ご多忙の中横浜FC・LEOCトレーニングセンターに足を運んでいただくことに。
運営スタッフ一同、この大会の魅力が少しでも伝えられるよう、今からワクワクと少しの緊張に包まれています。
かくいうご本人はと言うと、永遠のアイドル・奥寺康彦と一緒の地に立つことが一番の目的だとか、そうでないとか・・・
その奥寺康彦も、午後の決勝トーナメント開始ごろからピッチにやってきます。
そして、トーナメント間の余興として開催されるエキシビジョンマッチに、「奥寺オールスターズ」を率いて参戦!
大会参加選手、引率でお越しいただいたスタッフ、応援に来た皆様に、サッカー・フットサルの魅力を横浜FCを通じて感じていただきたいと思います。
大会主催者として、この日お集まりいただく選手の皆さまの顔を拝見するのは、この日限り。
しかしながら、選手の皆さまにとっては、1年間の自らの生活の一つのゴール、集大成として臨んでくる貴重な大会です。
思う存分フットサルを楽しめる環境を用意できるよう、実行委員会一同、最終の準備を重ねています。
なお、当日は、一般の方の観戦も可能です。
観戦スペースのルールをお守りいただき、西谷で開催される熱き戦いを、一人でも多くの方に見守っていただけましたら幸いです。
■横浜FCヨコハマぽるとカップ2011
・11:00開会式、11:45予選リーグ開始、14:00決勝トーナメント開始、15:30決勝戦、閉会式
・会場:横浜FC・LEOCトレーニングセンター(人工芝グラウンド)
※保土ケ谷区川島町522-3
※ご来場の場合は、公共交通機関でのご来場をお願いいたします。
・雨天決行、荒天中止
以上、大会直前情報でした。
天気予報のまま晴れてくれー(。-人-。)
ホームタウン担当・A