2021年4月10日土曜日
※朝日スポーツクラブBIG・S綱島のスクールレッスンは休講になります。
 
全日本太極拳連合会主催「特別講習会」
場所:東京武道館  東京都足立区綾瀬駅徒歩5分
私が担当するのは、午前10時から12時「特別講習会 孫式太極拳13式」
 
13時から15時半「中国武術段位制考評会兼観摩エキシビジョン大会」
16時から17時「特別演武会」※今回は映像資料用に今木曜日に行っている陳式太極拳19勢を私は演武します。
 
今回は会場に人数制限があり、1団体参加スタッフ共に17人です。
 

 

 
孫式太極拳13式
 一段
 1、攪扎衣 ランザーイー
 2、開手 カイショウ 合手  フーショウ 
 3、左单鞭 ズォダンビェン
 4、左雲手 ユンショウ
 5、闪通臂 シャントンベイ
 
二段
 6、玉女穿梭 ユィニューチュアンスォ
 7、上步七星 シャンブーチーシン
 8、右踢脚 ヨゥティージャオ
 9、転身左蹬脚 ジュアンシェン ズォドンジャオ
10、践歩打摔 チィエンブー ダーシュワイ
 
三段
11、转身摆莲 ジュアンシェンバイリェン
12、双撞捶 シュアンドンチュイ
13、阴阳合一 インヤンフーイー
 
「孫禄堂 1861年~1933年」
「武禹襄」の武式太極拳を学んだ「郝為真」が郝式太極拳として広め「郝為真」に太極拳技法を学んだ孫禄堂が形意拳、八卦掌を体得し3つの技術要素を取り込んで1つのスタイル流派にしたものが孫式太極拳です。
 
私が継承した孫式太極拳は、創始者の「孫禄堂老師」が中華民国時期に江蘇省国術館に招かれ普及指導を行い、そこへ私の師爺「徐文忠老師」が修得しました。
 
徐文忠老師は1985年、1986年、1987年には再来日され、1988年まで長期滞在され、私は付き人として徐老師に毎日教室で指導補助をしながら、学びました。神奈川県太極拳連合会、上海復旦大学武術協会日本本部の指導では、13式、基本功、孫式太極拳規定73式と進みます。
 
13式の套路はお嬢様の孫剣雲老師が入門用として総編しました。
 
孫式太極拳は技の力の用い方や風格の面で他の太極拳と雰囲気は異なりますが、動作の基本的な技術は共通しています。 
 
特徴として孫式太極拳は、気持ちは穏やかな中に集中力を高め、姿勢は真直ぐでゆるやかさがあり、胸と背中には無用な力は入れずにおきながら腰周りはしっかりとしています。 足技には軽くや重くと応用を利かせ、肩の力は抜きながらゆるやかに動かし、肘は安定して、指先まで勁力が流れすべての技法へ意識を届かせる、といったことが特徴です。
 
日本人では体得者が、とても少ない項目です。シンプルで動きやすいところも長所です。
 
是非、関心のある皆様お待ちしております。