大自然の季節「陰陽二気」は着実に動いている実感を感じています。昨日は「啓蟄」太陰暦では二月十一日でした。
 
 
これから月曜日にかけて満月になっていきます。真冬型の寒気がまだ本州の関東地方周辺にも流れて来ていますが、今朝の最低気温が5度で、今日は日中は14度まで上がる予定です。地元の街中では桃の花も咲き始めていて、柳の木には緑の芽が伸びていました。
 
自然は必ず正直で、冬が来て、春がやって来ます。それらを本能的に知り活動を行っています。
 
私達の「四季養生論」は、こういう時には非常に頼りになり、実証そのものが大いに役立てられました。
 
先週、今週と私も仕事での突然のスケジュール変更の影響をレッスンでも受けていますが、クラブの運営再開に合わせて準備をしています。

こういう時には、スポーツ・フィットネスクラブ事情での、不特定多数の世間にはありがちな知らない人達同士の集団のレッスン指導はやはり世間の風潮を考えて臨時休業となる場合は致し方ないと感じました。
 
私共の活動では、個人運営オーナーでの練習場では、ほとんどが長く行っている会員さんのクラスの参加があり、指導は続けています。
 
むしろ、こういう時こそが「安心・信頼」を自分自身の実感を感じる為にも本領発揮です。
 
こうした私の強みは、やはり中国大陸との長い交流があり、今年で1985年からの変遷をずっと見て来て、私自身の修養も欠かさず行って来ました。
 
私の往来時期の多かった1980年代、1990年の留学時期は今よりも遥かに衛生面での環境が悪く、冷暖房もありませんでした。
 
その中でも、精神面共に合わせて心身を鍛え、呼吸機能を意識呼吸法で向上させ続け、伝統予防医学の養生を学び納め、更に今現在には「最新医科学教養」を身に着けたことで、
 
私の指導項目では、とても質を上げられたと実感しています。
 
その中での日本社会環境は衛生面でも、非常に良いことで、私の所感では、より安心感は強く感じています。
 
今回の騒動の所感では、やはり現代日本社会環境の問題点の一つにある「人口問題」と「教育問題」の両面が表れていたように思いました。
 
「人口問題」では、今回の心配や不安を一番大きくさせていたのは、日本国民の3分の1を占める、65歳以上の年配の皆さんは、
 
時折、日本社会で行われる意図的な粘着質的な過剰報道の内容で、心配と不安を大きくさせてしまったようです。
 
そして私の同世代の50代でも人口が多く、仕事もハードワークで疲労を貯めてしまっている方々が、
 
かなり意識を疲弊させられてしまっていたようでした。
 
そして若者家族世帯も、普段はあまり関心を持たない健康知識にも、あまり関心を持たず、、急激に過剰な連続で、
 
日本によくありがちな「お題目の繰り返し的な」どこにでも並べられた「単語の羅列」のみに意識を集中させられてしまった印象を受けました。
 
やはり世界一の人口と歴史の長い「伝統中国予防医学」での「四季養生論」と合わせた「太極拳」「中国武術」「健身気功」の養生功の実践は今回は本当に効果を発揮できたと感じています。
 
今回は初めて、こうした騒動に日本全体が巻き込まれましたが、毎年同じような内容がこれからも繰り返されることは可能性はありますが、
 
私達は毎年に、こうして自信を持って、堅実に修養と精進を頑張っていきたいと思います。
 
世間が落ち着いて、穏やかになった時期に向けて、今回はリアルタイムで4月からの新しい計画に向けて、起こり得る未来予測を基に計画を立て直しています。
 
早く皆様が、落ち着けるようになりますように・・・