昨日は「東京中小企業家 同友会 渋谷支部」の「健康づくり研究会」で五禽戯、養生十八法、龍身蛇形太極拳五行功法、四季養生の「冬:養蔵について」理論講座を行いました。
 
 
一昨日は「冬至」を迎えて、この3ヶ月前の「秋分」から、意識運動、呼吸運動、全身運動の実践で、この時候を迎えて「免疫力:防衛体力」を具体的にしっかりと高めて来た成果を実感できるように、この時期は 私にとってもその効果を共に共感できるようにレッスンを行います。
 
 
 
その後は忘年会で楽しく過ごしました。令和元年を有終の美で飾り、来年のスタートをいいかたちで始めたいと思います。
今週末の12/28(土)は、東京武道館にて、一般社団法人 全日本太極拳連合会主催の「特別講習会」が行われます。
 
 

私は「19:30~20:30」の予定ですが、その前のレッスンが終了して、すぐに東京武道館へ移動して講座を担当します。
※早く会場に着ければ前倒しで、準備ができたら19:00~予備講座としてスタートして19:30~本講座に入ります。
 
(今週末の金曜日で、今年の仕事納めになりますが、そのリフレッシュにも効果があります)
 
普通一般の皆様にも、どうぞ気軽にご参加下さい。
 
その中で、その講座の中で、以下の養生学の理論内容と合わせて行います。
 
冬至 十一月節 卦象は「復:ふく」
 
立冬から一ヵ月半ほど経ち、今までに神気はゆっくりと弱まってきましたが、冬至を期に太陽の日差しの力はゆっくりと「復:復活」の力が戻っていきます。

大地へすべてが回帰し、陰気が極まり「陽気」がゆっくりと生じるようになります。

これからの次の「小寒」を迎え、「大寒」 そして一ヶ月半先の「立春」までが一年間では最も厳しい寒さの訪れがありますが、その寒気がありとあらゆるすべてを浄化し、また大地は新たな力を宿すようになっていきます。
 
養生学、養生功では、「意識運動」「呼吸運動」「全身運動」の本領を発揮します。

静功によって心を穏やかにして、動功にて全身の血行促進を図り、ご自身の”活気”を通じて「信頼」と安心感を実感して、世間では、健康不安や心配、病気への恐れが、そろそろムーブメントとして大きくなる時期ですから「意守:意識を守る」ましょう。
 
呼吸力強化は風邪除けも含めて様々な面でも重要です、特にお餅を喉に詰まらせ易い時候ですが、呼吸力や喉の筋の柔軟性も関連します。
厳寒に向けては五禽戯の虎戯によって骨を練り、全身の気血のめぐりを活性化していくと効果的です。
猛烈な寒気は下半身の冷えを招き易く 腎臓や膀胱に負担がかかりやすいので、心肺機能を落とさずにしていくことが望ましいです。
 
これからの季節は、普通で最低気温10℃下回る日が出て来て、真冬の気配が立ちます。
 
曇り空だと、空は冬特有の重い色で、そうした環境的な影響を受けての「気持ちや気分」に憂鬱に感じたりする方々が増えて来ます。 
真冬の寒気の影響で筋肉が収縮することで関節の痛みが出やすくなります。 
 
一般的に、大衆感覚には余裕やゆとりがなく意識は自分事で目一杯になりがちです。
大事なことは、心理面でも身体機能も健全で主導権をしっかりと自身が握っている確認があると心強さが増します。
(例えれば飛行機の操縦桿を持つかどうか、のような感じです)
 
早朝には気温5℃ぐらいで耳が痛く感じ、今週末近くには最低気温3℃の予報が出ていますが、これが冬至時候の特徴です。 
風邪引きの方々多くなり、冬将軍の本格的な到来があるので、迎える準備が出来ていれば安心です。
 
自然では、桜の葉は全部落葉し土に還り始めます。 
 
私の仕事で重要なことは、レッスンの中でしっかりと「効能」を共に実感し、その継続維持を紹介して実践をお伝えしていきます。
 
宜しくお願い致します。