今年、令和元年を迎えて、4か月が経ちました。
 
 
日中正常化があって41年、私は、中国武術、太極拳、健身気功、そして華侘五禽戯、とこの道を歩み始めて、37年間。
 
指導の仕事では1996年から、もう今年で33年間、 仕事で中国武術や太極拳の先生をして良かったな、と思うことは
 
毎日新鮮な気持ちになれることと、自分の好きなことで毎日身体を動かす仕事なので、運動不足にはなりません(笑)
 
そしてたくさんの方々とお会いすることで実際の世間を見聞出来て、近未来に何が必要かを考え、すぐに実践が行えることです。
 
そして振り返ると、過去よりも確実に現在の方が着実に進歩、進化の実感があります。そう思う度に未来への期待感が得られます。
 
 
今自分が目指していることは、全日本太極拳連合会の武術事業で、新しく「武術の夢」を頑張りたい皆さんや、
 
これまでに武術や太極拳を行っていて再開したい皆さんの為に「講習会」「交流会」「競技会」と、
 
観客で「見るも良し」選手や指導者で「行うも良し」スポンサーなどで「支えるも良し」と
 
皆さんで、どんなかたちでも喜んでもらえる事業を行っていきたいと思います。
 
そして国際的には「中国武術 WUSHU」はとても普及が進んでいます。
 

2001年8月にアメリカの「パン・アメリカン選手権大会」を見に行ったことがあります。
 
その当時は北京五輪決定が7月にあり、私はアメリカでの武術活動が盛んだと聞いていて、訪米しました。
 
その時の感覚は海外の武術活動で「アメリカは上手だ」という印象でした。
 
それから2年後にもう一度訪米して、アメリカの武術事情を研究しました。これからの日本で、
 
そういった経験を活かして全日本太極拳連合会で盛り上げたいと思います。
 
そして、現在、イタリアで国際武術連合会の武術教練の養成セミナーが開催されています。
 
 
私は2007年の中国杭州で開催された武術教練養成セミナーに参加して合格証書を頂きました。
 
これは3日間行いますが、今後は全日本太極拳連合会での「武術教練&審判員 養成セミナー日本版」を
 
神奈川県連合会主催で、県内の施設で1泊2日の合宿形式で行いたいと考えています。
 
それは「伝統中国武術競技規則」に則った「武術指導方法」連動した「武術競技審判法」で具体的にしっかりとしたスタイルで行います。
 
日本国内の武術活動は、本場中国でしっかりと学び続けて来た人が少なく、
 
競技選手経験のみでの指導方法では質の高い「武術競技大会」の運営は難しいと感じています。
 
そのために統一した「伝統中国武術競技規則」の中での評価方法と判断基準、指導方法、教学法の普及が大事と思います。
 
感覚的ではなく”具体的”が重要です。連合会は今後全国展開に向かうので、地方でも大会開催の際に活用できます。
 
目標に向かって、今日も元気に頑張って参ります。