季節は3月も半ばになりました。
春爛漫の暖かな気配も感じられ、明るく朗らかな時候を迎えました。
 
この季節の時期には、とても大きな「ひとつの思い出深い時期」でもあり、ふと思い出しました。
 
 
横浜武術院は、私が1996年に唯一会社員として契約して就職した「㈱毎日スポーツ企画」が運営するオアフクラブ綱島というスポーツクラブでの太極拳と武術のスクール教室が元々の出発地点でしたが、
 
2001年2月に運営会社が倒産し、すぐに「中国武術研究院」というスタイルで、当時の3月は奔走し、同年4月にはもう立ち上げて、綱島地区を活動拠点として創設し、18年間の活動を行って来て、19年めになりました。
 
当時を思い起こすと感慨深いものを感じます・・
 
これまでの現代日本社会の環境の中で、できるだけ多くの皆さんに気軽に本場の中国武術、太極拳、導引術気功などに触れてもらえるようにと、当時は1997年頃には、「バブル崩壊」そして「リストラ」という言葉が流行り出し、社会システム全体が巻き込まれる不況に突入し始めたころです。
 
私は、現在にも続く経済不況のある国内状況でも、他の団体にはできない質の高い練習活動や本場中国での研修、国際大会参加など、
関心ある皆さんには、どなたにでも練習活動や参加を行えるように、存在を単身独立した環境に置き、創意工夫を凝らして当時から、運営を行って来ました。
 
その後には、紆余曲折もあり、いくつかの企業からの依頼であちこちへ指導に周りました。
 
そして希望者には職業としてフィットネス・スポーツクラブ業界でのインストラクター養成としても指導を行い、これまでに何人も、太極拳や健身気功、五禽戯の職業インストラクターとして輩出し現在でも皆さんスポーツクラブの指導現場で活躍されています。
 
こうしたこれまでの武術活動をこれからも続けて、皆さんの生活の充実に更なる発展にと結び付けていけたらと思っています。
 
23年間いるフィットネス・スポーツクラブ業界も様変わりし、世間によくある「勝者なきサバイバル」といわれる業界になってしまい、
 
大卒入社22~23歳で、すぐに幹部候補生予備軍みたいな社員教育をしていたり、部活の延長みたいな若者や、
 
仕事は気楽に「インストラクター」みたいなこともあり、
 
最近は思うことも多々増えましたが・・・(笑)
 

今年の4月からは、心機一転。
 
新しい流れに、皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います。