森

 

今年2017年は私の武術活動生活35周年の年です。

 

本当に長く全身全霊をかけて、1982年13歳での武術から始まり、1985年から中国大陸へ渡るようになり、本場の武術学校や伝統武術家の老師の皆様から学ぶようになりました。

 

その後、にその基礎の上から、20代には太極拳の修練、

 

20代後半から始めた健身気功・養生の修養と実践を積み重ねて、

 

ひたすら純真に打ち込んで来ました。

 

だんだんと時間が経つにつれて「日本国内」にある「黎明期~導入期」にあたる「旧制度」への問題点を多く感じるようになりました。

 

現在はこうしたインターネット上で多くの情報を詳細に調べられるようになりましたが、2003年前後に始まったITの普及前の情報などは知らない皆さんも多かろうと思います。

 

私は有難いことに「10代前半」で武術を始め、縁あって中国大陸で修練を重ね、初訪問の1985年から「35年間」の経験の蓄積があります。

 

先日の研修ツアーでも自在に中国大陸を、添乗員も通訳も要らずに、どこでも移動して、

 

ありとあらゆる「功夫:カンフー」を学び、生活ができる経験を皆さんに伝えながら、

 

私達の武術活動ライフワークを伝導し、これから始まる新しい交流の窓口を構築できました。

 

 

今現在には、世界各国で、大きく出遅れてしまった「国際標準」をまったく知らない日本製太極拳システム、気功レクリエーション、武術アクションなどが多く増えすぎてしまい、

 

伝統文化としての「中国武術」への本質が判らず(※健身・防身・修身の不完成、偏りが顕著)に内容がとにかく複雑化した問題はすべて解決・解消が出来て、

 

(※あえて避けて来た旧型組織体、あるいは地方団体も多いです)

 

今後はそうした「旧型武術活動界」からは、大きく活動範囲もリード出来て発展に結びつくと思います。

 

こうして私達のような「小さな組織」でも、常に先行して一緒に「標準化」の構築を共に頑張ってくださった皆様には、大きなチャンスになっていくと確信しています。

 

 

そして、以前から感じたのは「多勢に無勢」は日本には歴史的に存在し、

 

無勢でも優位勢を有するためには、人格と品位を兼ね備えた「有能」な人材を育成し、

 

私の長き、提携関係ある中国武術界と連動して、

 

「正しい認識」つまりは「健身・防身・修身」

 

「健身:健全な肉体を構築できること」

「防身:免疫力を上げて、病気の予防体質を作りあげ、同時に武芸としての攻防技能を体得する」

「修身:精神修養として、歴史長き思想哲学を学び尊ぶ実践」を行い、

 

武術系、太極拳系、健身気功系 正式な標準化のための技能や理論を身に着け、

 

本場中国式に、かつての「金印」の相当する「牌:記念盾」を受けられるまでに、成ろうと考え、

 

恩師、中国武術段位八段 花妙林老師からのアドバイスを受けて、

 

2011年から、武術交流活動を関心ある人々と協力をしながらも盛んに行い、

 

2012年の国際大会での実績作りから、今年2017年の5月を以て、

 

「三種の神器」が揃った、大きな喜びを感じています。

 

そして、昨年2016年には本格的な活動の中で、私達は世界で出遅れた「日本国内」で中国武術の国際標準システムの確立化の確信したことで実現へと動き始めました。 

 

 

中国武術段位制

 

研修を終えて

 

伝統太極拳系では上海市非物質文化遺産登録の「龍身蛇形太極拳」

 

非物質文化遺産として認定

 

龍身蛇形太極拳総部にて

 

昨年の9月には、上海復旦大学武術協会と龍身蛇形太極拳総部との、合同開催で行った、

 

私達の「存在証明」のための大会である「2017年 中国武術文化交流大会」で、

 

その日本における組織で「標準化」を実現した証明を果たしました。

 

(※歴史長き伝統中国文化流儀を知らない方々は、多いですが こうした儀式的証明は重要なのです)

 

 

「2017年 中国武術文化交流大会」での認証式

 

 

 

 

 

そして今年が気功系での「伝統気功 華侘五禽戯伝習基地」の正式認定を受け、いわば「武術系、太極拳系、健身気功系」での「3種の神器」を備えた日本組織になりました。

 

 

 

 

長年の悲願が達成し今後の10年~20年の誰にもチャンスがあり希望ある、

 

新しい武術活動の発展のために頑張ります。