4月に入りました。

 

昨日一昨日は新年度4月が始まって1回めの武術活動の土曜日、日曜日の活動で、両日とも午前も午後も活気に溢れていて、とても嬉しかったです。

 

今年の新年度も スタートが快く始まり 今後にまた どんなドラマチックなチャンスが待っているかが楽しみです・・・

 

今は、昨年の2016年を以て、2011年から始まった中国上海武術協会と完全提携した、日本スタイルにおける国際標準システムの「中国武術標準化モデルの完成」を経て、

 

冬の1月~3月の準備期間を費やし、今年度2017年4月から、今後全体の活動スタイル統一と、新時代中国武術活動を開始致しました。

 

この新年度から「伝統体育」と「文化教養」を主要テーマ重視に「伝統体育」と「文化教養」を主要テーマに展開を行っていきます。

 

何故に、そのことを行っていくのかは、日本国内における「中国武術系活動界」も39年前の1978年から日中平和友好条約締結後から始まった「黎明期スタイル」の限界や終息を、ここ10数年で感じていましたが、

 

そういった、「これまで」のスタイルや考え方の旧型日本モデルは今後に発展が難しいことを踏まえて、敢えて私達がしっかりと本場中国武術界との提携や活動モデルの標準化の実現を果たす使命感を思ったからです。

 

その本場「中国武術」の特徴というのは、

 

「伝統体育:武芸、スポーツ競技、フィットネス運動、レクリエーション活動などを含み」

 

「文化教養:思想哲学、養生(予防医学)、体育運動理論などを包括したもの」

 

 

そして「中国武術」を定義するものは「健身、修身、防身」があり、

 

それは手段・方法として「功法、套路、攻防技術」となって、

 

古えに云う「武打」「武舞」「武戯」

 

の3つのバランスを包括して整ってこその伝統体育、文化教養を合わせ持つ「中国武術観」を有していて、

 

その目的は「心身の充実」と「平和発展の実現」

 

それが「中国武術文化」です。

 

よく見かける日本の多くの活動スタイルは、武術拳種における伝統的体育運動のみに偏り、

 

「文化教養」面での不足部分を強く認識します。

 

私の中国武術生活「35周年」の経験と、これまでの多くのスタイルや35年前から今日にかけて、見て来た「日本国内での武術経歴者」の末路を見て来ました。

 

長く、この武術活動界を知っている方は、「私が何を思っているか」は、お分かりになると思います。

 

やはり、中国武術世界は伝統文化の世界であるので「因果応報:原因と結果は応じて報われる」の原則に現れるものです。

 

※今年度から、もう今後は、この世界観のことは、もう「過去のことなので」触れないようにしていきます(明るい希望と未来を構築するために・・・)

 

中国武術文化に正しく修練、修養していけば実感を感じることは、

 

先ず、「自我の覚醒」

 

そして「「学び、努力、進歩」の連続を経て、

 

「成長、発展」に繋がります。

 

これらを長い時間をかけて「繰り返し、積み重ね、忍耐」を経ていくことで、

 

多くの皆さんが知る「カンフー:クン・フー」という表現で広められた、

 

「功夫:Gong fu Kung fu」は、「時間、能力、腕前」を意味します。

 

つまりは、「自我の覚醒」「学び、努力、進歩」「成長、発展」「繰り返し、積み重ね、忍耐」が

 

「カンフー:クン・フー」なのです。

 

つまりは「時間」をかけて「労力」をかけて「経済的負担」をかけて、最期に喜ばしい結果に結びつかなかったものは、そうした「因果応報」となってしまうのです。

 

ですから、そうした「時間」をかけて「労力」をかけて「経済的負担」をかけて、最期に喜ばしい結果に結びつく「中国武術活動スタイル」での、そうした「因果応報」が、

 

私達が時間をかけて確立させ進行している日本スタイルでの国際標準システムの「中国武術標準化モデルの完成」だったのです。

 

そのことを今年度からは、より多くに広まって欲しいことで、

 

正しい中国武術教養・知性として新年度から「伝統体育」と「文化教養」を主要テーマ重視にしていきます。

 

それから、旧型武術系、太極拳系の活動スタイルを長く見ていて感じていたことで、多くの皆さんに知って欲しいことは、

 

「ダンスの定義」というものです。

 

 

ダンスの定義

 

「音楽伴奏に合わせて行う 舞踏あるいは舞踊」 

 

「舞踏」は足踏みを伴う舞い、「舞踊」は振り付けを踊って舞う」

 

「振付け コリオグラフ 感覚的、元々古代には呪術的な要素を含むメッセージを有する」

 

目的は「鑑賞」

 

それは、演技者(演示者)と鑑賞者があって成り立つ世界観です。

 

 

ですから、先ず基本認識中の基本認識を確認しておきたいことですが、 

 

正しい「中国武術文化」は、

 

一切に「ダンス」舞踏でも舞踊でもありません。

 

古くは「武打」「武舞」「武戯」の中での、「武舞」という概念のひとつが「武術演武」というかたちになって行うことがありますが、

 

「武芸」の技法は「振り付け」である訳が一切なく、鑑賞目的重視のみで行うものではありません。

 

日本国内の活動スタイルによく見かける中で、しっかりと今この時点ではっきりと確認しておきたいことは、

 

「舞踏系武術的運動」あるいは「舞踊系太極拳的運動」を行う一派、流派のスタイルと考え方であり、

 

それに興味や関心が高い人があっても、それらは、ごく一部の考えた日本式旧型スタイルの中の「スタイル一派」であるという理解と認識を深めておいて欲しいと思っています。

 

何故かは、新時代に向けて今後は「正しい中国武術文化」の認識が日本国内で、

 

重要な「武打」「武舞」「武戯」の3要素のバランスがそれぞれに取れていることが原則で、

 

より多くが「喜ばしい結果」に結びつく総合的な「中国武術活動スタイル」が広まって欲しいことを願っているからです。

 

 

そして私達の今年度の年間の進行は、

 

武術系、太極拳系も国際標準「中国武術段位制」に基づき、

 

原則、4月~5月が「一段」 5月~6月を「二段」 7~8月が「三段」

 

9月が「一段、二段、三段」の技能の総集編で「段位制」での武術技能の確認をしていく例年での活動スタイルで、

 

通年に確認をしたり、新規参加者の学びの学習要綱になります。

 

そして10月、11月、12月には「自選項目」

 

1月~2月は「養生:予防医学」あるいは「冬季スポーツ競技訓練」になり、

 

3月は総集編の練習内容で、

 

4月から新年度に戻り、新たな展開へと移っていきます。

 

そして今年は、8月13日(日)に第9回中国武術・健身気功交流大会を行います。
 

今回の交流会からは、自選、段位制套路の套路(とうろ)部門とエキシビジョン項目部門の2部門制で行おうと企画しています。

 

前半の套路部門では競技会のような、よりレベルアップや精度を高める部門で、本場国際大会方式の年齢別枠表彰で、一等奨(国際武術大会成績8、9~9、2レベル)、二等奨(8、5~8,8)、三等奨(~8、4)優秀賞、の賞状で横浜武術院 交流大会名義で授与致します。

 

後半のエキシビジョン部門では、中国武術、太極拳、健身気功の様々な可能性を、紹介し、中国武術文化の豊富な内容を自由に披露して楽しめるようにしたいと考えています。

 

今年は、昨年の大会成功を受け継いで本場の正式な中国武術文化を日本初で、本格的に確立し発展させていく年になりたいと思っています。

 

またこれからもよろしくお願い致します。

 

附録:

 

私達の武術認証学校 武術研修基地の上海「復旦大学武術協会」

 

復旦大学 体育館

 

中国武術段位制

 

私達の武術指導において用いる「教科書:テキスト」

 

気功理論の「千年導引術」

 

図解千年導引術

 

「中国武術段位制」「中国武術理論」

 

中国武術テキスト

 

「中国武術 訓練教程」

 

中国武術テキスト2

 

国際伝統武術競技での原本での「中国武術競技ルール」

 

中国武術テキスト3

 

私達の太極拳運動での自選太極拳「龍身蛇形太極拳」

 

龍身蛇形太極拳テキスト

 

すべての太極拳理論での原点である「太極拳譜」

 

 

国際標準 中国武術段位制 陳式太極拳のテキスト