今週は3月5日、日曜日の午前の野外太極拳練習の後に「中国武術理論講習会」を行いました。

 

 

 

今回は「中国武術理論概論」「中国武術史」「日本国内における武術活動事情」の3つをテーマに講義をしました。

 

私達の活動拠点の横浜は国際都市で地域的に中国との関係は良好なので、これまでの「日本国内の活動状況」でのプロセスや状況を知れば、日本での中国武術の普及活動はまだまだこれから可能性は未知数で、これからいっぱいチャンスがあると思います。

 

そして、普段は中国武術運動という最大の特徴でもある概念で、

 

「健身」「修身」「防身」のうちに、

 

「体育運動」「攻防技能」を中心に武術動作を多く行うので、

 

今回は、その文化基礎でもある「修身」における中国武術での思想哲学と倫理道徳の概念をお話しました。



正しき伝統中国武術文化には「芸を学ぶ前に礼を学べ、武を学ぶ前に徳を学べ」という、中国武術意識があります。

 

 

「武術道徳の重要さ」

 

http://ameblo.jp/yokohamabujutuin/entry-12143968247.html

 

 

こうして、たまには落ち着いてゆっくり武術の歴史や理論、武術倫理道徳などをみんなで思い考える時間も時には大事だと感じました。

 

 

 

そして夜は新年度4月のスタートを前に親睦会を行い、新しい武術活動予定や計画の進捗状況などを話し、みんなで将来への展望などを楽しく語り合いました。

 

今年は、2011年から昨年2016年までの期間で上海体育学院武術学院、復旦大学武術協会と連携した日本版「中国武術教程 標準化」計画の達成と今年度4月からの実施を前に祝杯を挙げて大いに楽しみました(笑)

 

 

 

そして昨日の午前午後は都内のスポーツクラブでの指導を周り、夕方~は地元に戻って武術院の太極拳養生班の練習活動でした。

 

太極拳班は来月新年度を迎えて全体における日本初での「中国武術教程標準化」活動の開始を前に総集編を開始しました。

 

 

 

本家本元の正式な中国武術技能教程における太極拳旧段位制一段(8式)・二段(16式)・三段(24式)国際標準中国武術段位制一段・二段・三段(対練套路と推手は次回)

 

自選項目は陳式太極拳套路を10式、18式養生功、38式を確認で行いました。

 

そしてスポーツ武術競技項目では、龍身蛇形太極拳50式です。

 

健身気功では先ず基本は「八段錦」「五禽戯」「馬王堆導引術」

 

そして伝統気功「華侘五禽戯13式、54式(GW期間研修後に26式を導入)」を4月の新年度から段階的に一年間で初級教程、中・高級教程と進められたらいいかな、と準備中です。

 

そしてこれが将来的な「中国武術段位制 技能教程」の全般での普及カリキュラムの完全完成を今年度4月から開始を予定しています。

 

そして、今年2017年の横浜武術院「第9回 中国武術・健身気功交流会」は8月13日(日)に開催することが決まりました。

 

港北公会堂2

 

太極拳 対練套路

 

太極拳 集団

 

六段翻子拳対練

 

カンフークイズ

 

今年は4月から、私達の活動組織全体で、一人ひとり各々での「中国武術教程標準化」が始まります。

 

その成果発表会が今年の「第9回 中国武術・健身気功交流会」に繋がっていきます。

 

楽しむのもよし、仕事になるのもよし、大きな事業として「武術産業」の発展になるのも善し、です。

 

チャンスは、「誰しも」

 

皆さん一人ひとりにあります。

 

よろしくお願い致します。