昨日は「立冬」を迎え、これからの関東地方では晩秋から「冬への入り口」へ向かいます。

 

すべての指導の中で、意識呼吸における、入口は「鼻」「通り道は喉」「呼吸のタンク:貯蔵庫は肺」を有意識的に「武術系」「太極拳系」「健身気功系」の全部の項目で、

 

各項目的な運動体系の中で行って実践による「実感」での効果を得られるようにしています。

 

今年2016年の秋冬は、いままでにない「感触」を感じています。

 

それは、私自身の34年間にひたすら修練で積み重ねて来た「功夫:時間」と、

 

フィットネスの仕事での20年、東京から横浜へ出て来た18年間、

 

横浜武術院を立ち上げた15年間のすべてが「今年2016年」の凝縮し、

 

9月には、その証明における「中国武術文化交流大会」で、

 

みんながみんな、それぞれの「功夫:時間(カンフー)」を発揮して、

 

本当の「武術文化」の「交流」での素晴らしい「大会」だったと思います。

 

 

それから2か月が経ち、

 

それぞれに穏やかに落ち着いて、それぞれの、また新しい発展に向けて活動が動き出しました。

 

今年は不思議で、何かしら、

 

何から何まで「心地好い、リセット感覚」があります。

 

思えば「カンフー」は「功夫」と漢字で表し「時間」「能力」「腕前」を意味します。

 

それが、武術系、太極拳系、健身気功系と運動体系は異なりますが実践における、

 

「功夫:カンフー」の「時間」「能力」「腕前」は同じです。

 

今年感じたのは、数字はいつも1の桁が「1・2・3~10」と上がり、

 

10の桁になり、そして1の桁は更に動き続けて、

 

10の桁が上がり、やがて百の桁、千の桁、万の桁・・・

 

と続きます。

 

私達全体のそれぞれの武術、太極拳、健身気功の活動で、

 

1の位の桁が全員が、9を繰り越して「0」になり、

 

それぞれの打ち込みに応じて、桁が上がった実感があります。

 

やはり、中国武術世界観での、

 

「功夫:カンフー」における「時間」「能力」は、とても正直なものだと実感しています。

 

私達は、それぞれに感じた自分の時間を感じて、

 

それに感心もあれば、反省もあって、そして展望が始まっています。

 

これは思うに素晴らしいと実感しています。

 

 

現代日本社会の世の中には、

 

不思議絵(だまし絵)の階段のように、上がり続けているはずなのに同じ高さが、何も変わらないものや、

 

あるいは、籠の中のリスやハムレットのように、

 

気付けずが気付かずか、

 

同じ場所をずっと走り続けさせられているような事象が多いようにずっと感じていました。

 

(※失われた20年と、政財界の学者たちは簡単に言っています・・・あたかも他人事で、自分は無関係のように・・・)

 

 

私より前に「純潔な日本人」で1985年から、

 

本場の中国武術界との往来で、1986年からでは、自ずからの中国語を駆使し、直接に伝統武術家の皆様、武術学校・武術隊での学習、訓練、交流をずっと31年間に絶えることなく繰り返し、

 

自分の心身そのものを「中国武術的体質化」を実現させた人に前例がなく、

 

「自強不息:自らをひたすら強めて、怠らない」の訓戒に従い、

 

私自身の中で、いつも消化し、修練を怠らずにひたすらに続けて来ました。

 

 

私も現代日本社会に生きる一員として、

 

時に、辛く、苦しい困難に巻き込まれることも多々ありました。

 

しかし、例えれば、

 

ひたすらに山を登り続ければ、

 

高さは変わりはじめ、山頂から見渡せる絶景のように、

 

清々しく大きな、実感や達成感があるものです。

 

 

山道は、登りもあれば下りもあります。

 

いずれ登頂に達すれば山を下りなければならないこともあります。

 

そして時がくれば、また上がりたくなる時候が訪れると感じています。

 

そうした、武術、太極拳文化における融合での心地好いリセット感をリアルタイムにひしひしと感じています。

 

川辺にいて、遠くを眺める、白鷺に何か共鳴するものを感じました・・・

 

鷺

 

また来年は35周年をテーマにがんばりたいと思います。

 

「功夫:カンフー」の「時間」「能力」「腕前」の効能は「大自然のはたらき」のように、

 

巡り続ける感謝、発展、そして繁栄を思います。

 

感謝、ありがとうございました。