
先週から今週にかけては9/4に開催する、2016年中国武術文化交流大会に向けた準備をいろいろと行っていました。
先ず復旦大学側への申請書の作成やその関連書類の作成、来日される先生方のビザ申請関係書類、
滞在期間内での計画書の作成、滞在期間の宿泊先の手配を済ませ、
上海復旦大学武術協会の花妙林老師との電話やメール経由で行い、
ようやく一段落になりました。
後は上海でのビザ申請手続きでの許可が降りれば、もう大会への本格的準備になります。
エントリー関連を早めにスタートしたのは、今回は記念すべき第1回大会なので、
準備期間で全部が重なると書類不備などのミスが出やすいこともあり、
早め早めに準備を始めていました。
こういう仕事も経験することで、今後にもずっと活きてくるので、
とても勉強になりました。
今回をうまく大会運営ができれば、これから先は何時でも本場式、本物の中国武術国際大会が、
日本の何処でも、どの協力相手とでも実現ができるようになります。
長く将来を考えているのは、先ず横浜で大会をしっかり運営して、
一つの「ルーティーン」を確立させておけば、まだ日本国内で、
本場の中国武術を知らない地域などへ遠征して、
今回からスタートする「招待試合形式」の競技大会を行うことで、
新しいムーブメントを始めたい地域やチームの活動を盛り上げる機会を作れるようにしたいと思います。
そして従来系の日本によくある、実際に本場の正式な「中国武術界」とは関係のないポジションやスタイルでの、太極拳や武術、健身気功の関係者スタイルの活動形式ではなく、
今後は、まったく新しい新鮮な感覚を持っている皆さんにチャンスを作りたいと考えています。
※今現在の最先端での世界標準の中国武術界での「太極拳技能評価システム」では、
国際武術連合会、中国武術協会共催の「2016年香港国際武術大会」での「国際太極拳部門」技能評価での項目分類表「90項目」
太極拳項目 分類 申請表
龍身蛇形太極拳は「1171」
(平たくいえば、太極拳の技能評価は、○○式の套路:型は何でもよく、内容と質がすべてという意味です・・ これらの事実を知らないのか、無視をしている日本国内組織の多くが敬遠しガラパゴス化しているのは、これが理由です)
我々の新時代での太極拳普及計画で、特に太極拳スタイルで重視するのは、そのための龍身蛇形太極拳です。
(※今回が日本国内初、第1号なので前例が何もありませんので、実際に見たことのある人は今の私達以外は皆無なので、誰も知らないし・やらないので、遠慮はまったく何も要りません。するだけ心配損になります)
そして同時に今、中国上海では新しい武術活動スタイルの普及を推進していて、
先日は「第1回上海市民武術節」が行われ、
上海武術界の活動との新しい交流活動の準備としても同時進行で実は進めています。
上海市民武術節
上海市民武術節
2年前の2014年から恩師、花妙林老師と一緒に新しい武術交流活動を開始してまだ2年ですが、昨年のシンガポール国際武術大会、そして今年5月の復旦大学での武術研修と技能検定会を行い、
私たちの活動が今現在は全体的に本当に活気付いて、これからの武術活動の新時代を動かしていく皆さんの頑張りにも、とても嬉しく思っています。
昨日も午前~午後と練習活動は盛り上がっていて、9/4大会が楽しみです。
そして今回日本国内で初公開の中国式大会(日本以外の国では世界標準)は、
何かと揚げ足を取ったり、重箱の隅をつつくような「やり方」や「考え方」「観点」では一切なく、
その人の「いいところを評価」して基準化を図ってくれて、いつまでも励みになるヒントを大会を通じて得て、皆さんで切磋琢磨する時間を一緒に過ごすことができる場になります。
そして、それがまた一つのきっかけとなって、中国上海での研修や交流学習、上海での武術国際大会で本場の皆さんに混じっての大会参加など、
とても有意義で未来に明るい展望が、参加者全員、全体が広がります。
日本国内を見ていると、何かしら何時もつまらないことや、意味のないようなことを、それも「みんな」がやっていて、何故かみんなは「やめません」し「気付きません」
そういう傾向は、おそらく日本は歴史的に昔から、そうなのだろうと最近気付きました。
私は、そういうものがあるのは、理解して放置しておくことにしました。
それから、私達は今年をきっかけに新しい皆さんへの活発な活動スタイルを全体的に構築したいと思っています。
そうして、皆さんで協力して、皆さんで頑張って、皆さんで明るい将来を夢見るようにしたいと思います。
やはり雄大な中国大陸での学びや交流は、とても今の私に大きな勇気と力を与えてくれました。
日本国内には何かしら、いろいろとあっても、
私達は健全に心身が健康で、常に明るく、
そして太極拳や武術のレベルアップを楽しみながら有意義に頑張りたいと思います。