上海 2014

春節から、ちょうど今日は7日めで「旧七草」

ここ数日で力強くなった陽射しを受けて、本当の意味での新春を迎えて、本来はこの暖かみで生えてきた七草でお粥を作って食べていたのが江戸時代までの日本の伝統でした。

やはり日本も欧米化をしたとはいえ、伝統文化行事は太陰暦でも楽しむのも大事に感じています。

今日は春一番スペシャルみたいな春の嵐のような朝を迎えましたが、午後には天気が回復するようです。

春節を迎えて中国上海の花妙林老師や、安徽省の空手道師範で兄弟子の賈平さんからの便りも届き、「今年もまた新しい1年が始まる」

そんな実感を思います。

しかしながら、今年をふと思うと昨年までのような次々に動いてきた新しい展開の数々への対応とは全く変わって、

今後は穏やかな普及と私達は日本での活動に専念して、将来的にいい仕事を楽しくやっていく元年になりそうです。

そんなことを含めて先月1月は我々の武術活動パターンをいち早く機動し始めました。

日本のライフワークでの年明けというのは、実は慌しく、

今月はもう2月の中旬になりましたが、

中学生たちは高校への受験シーズン、高校生たちは大学への受験シーズン、

3月に入ると、年度末、学生さんたちには卒業式などがあり、その全体的双方での準備関係も含めると、

3月は上旬~中旬とその関連では忙しくなり、

4月に入ると、今度は新年度、学生さんは入学式などで、これまた再びにまたまた慌しくなります。


今年はもう早めに、1月から私達の方向性に向けた武術活動でのアクションを実際にスタートしました。

そうすることで、日本全体での方向性は、今後また慌しい流れに載せられても、

私達が目指すべき目標や、計画などは確実に常に見えるべきところに置いて、

私達の武術関係者は常日頃からも各自各自で明確な目標設定がしやすいようにしました。


政財界の世の中が「失われた20年」なんて平気で簡単に言うような無責任な社会システムを動かしていた、そういう関係者たちには、

今後もあまり気にすることなく「常に得られ続ける20年」を頑張りたいと思います。

(※自分が20年前ほどに感じた直感はやはり「こういう連中」が政財界で指図していて、彼等の成功は倫理道徳的に有り得ない、そう感じていてひたすら武術に真剣に打ち込んでいて本当に良かったと思い、自身への成果を実感しています)

昨年までは、2012年から計画して来た「ステイタスアップ・イヤー」が終わり、

日本国内では、運営組織も企業でも、未だ確立も準備も、応用もできていない中国武術項目全体での国際標準プログラム「中国武術段位制」の日本版システムを完全に確立し、

現在の指導陣は今のところ3人ですが、もう中国武術段位制での認定を受けられるように一段、二段、三段での、

本場中国の武術専門学校と同じ普及システム、練習カリキュラムを完成させて、

各々の担当するスポーツクラブやフィットネスクラブでの指導を開始しました。

段位認定試験を受けたい方は、来年に段位制試験や大会参加を考えています。


※本当の中国武術文化を理解・体得し指導者やシステムを構築するのは簡単ではありません、大勢人間がいても理解・体得できなければ不可能なことをしっかりと確認できました(笑)


そのために今年は、

来年に武術キャリア3年以上で興味のある方は「三段合格」を目指して今から準備していくといいと思います。

今現在はもう飛び段での特別措置での試験は出来なくなり、どのレベルの人でも最高「三段」からの受験になっています。

そして、その後は各自各自のペースでの進段になっていきます。

※三段を合格すれば、2年後に四段、それに合格出来れば更に2年後に五段。

つまり来年に三段を合格できれば4年後は「五段」を目指せるようになります。

あるいは龍身蛇形太極拳で来年からリニューアルされる上海での国際武術大会で、

成績を取ってもスポーツクラブやフィットネスクラブでのインストラクターの、

技能資格保持者としても認められますので、

太極拳競技の成績を目指すのもいいと思います。

今現在の日本では多種多様な感覚がすべてにあることもあって、

各自各自で目標設定などを、今ぐらいから準備して将来への展望や計画を考えて、

私たちの武術活動を活用して頑張って欲しいと思います。



復旦大学 タワー校舎

復旦大学 体育館

龍身蛇形太極拳


そして今年はGW期間に上海復旦大学武術協会・武術隊での研修ツアーを予定していますが、

2014年は5月と10月の2回とも、おお忙しで慌しかったこともあり、

今年は、私の留学時代のような上海での、ゆる~い生活や練習や観光などを楽しんでやってみようかな、と思っています(笑)

上海路上2

上海豫園5


今年からは、皆さんのための「レベルアップ・イヤーの年」がスタートします。

1年後、2年後、3年後、5年後、10年後と、

常日頃の武術活動ライフを、皆さんの将来設計に役立ててもらえると嬉しく思います。

よろしくお願い致します。