真冬の青空


日吉の丘公園


先週の火曜日頃から本格的な、この冬での「寒の入り」が始まり、

先週の火曜日は最低気温は0℃、最高気温が6℃でした。


一昨日月曜日は降雪がありましたが、

最高気温は8℃、昨日今日は晴れていても9~10℃です。

もう今後は、気温はこれより下に下がることはありません、

あったとしても最低気温が-1℃になるぐらいなので、

この冬の立冬から数えて2ヶ月半の間、この1週間で真冬型の身体:体質が構築されていれば、

この状態を継続・維持するだけになりますので、

この1週間のレッスンで、快適な心身の感覚を実感された皆様は、

もう、これからは「その感覚」が、

聖域となる「拠り所:基準」になりますので、

それをいつも認識していれば、

この冬の自分自身の心身への心強さが生まれて、

これからは体力、筋力が向上し、運動量も上がるので、

必然的に太極拳も武術系も技能の上達に繋がり、

真冬の長所を活かした毎日、毎日の生活をいい感覚で過ごせるようになっていきます。


やはり、そうした毎年、毎年の同じ季節でのサイクルにおけるサイクルの感覚をしっかりと有意識的な実感があって過ごせることで、

春夏秋冬での、一番体調不良・不具合を起こす人たちが多く出易い「真冬」の時候に、

今までの積み重ねの成果を実感できるようになります。


自身の、心身への不安を抱えての生活で、

仕事も生活も人間関係も、自身への将来に自信や心強さや「強み」は持てません。

(※逆感覚的での発想では、この時期から、ここからすべての感覚意識での実力を発揮できることが可能です)


ここ数年の進化した日本の「医科学データ」の分析や、

私自身も研究し勉強した日本医学での「医学的根拠」と、

伝統中国の長い歴史で開発された「養生学」の両面を合わせた実践・研究で、

判明した事実は、

現代文明病ともいわれる生活習慣病7大疾患は、

「低体温」「低酸素」「高血糖」体質になると発症しやすいことが証明されています。

私自身のやってきた中国武術活動34年、その前の剣道、水泳の6年を合わせた40年間の、

体育運動をほぼ日常をやってきた体質の感覚からの観点からすれば、

運動や肉体労働がないと、当然に「低体温体質」になり、

強烈な「真冬の寒気:外気」に「内面のエネルギー:内気」が負けてしまえば、

体内に「寒気:冬将軍」に冒されて「発熱」を起こしダウンすることになります。


そしていつも日常に、何らかでの力仕事をしている習慣があれば、必ず「息をハァ、ハァ」となるように「呼吸力:肺活量」は強化されます、

あるいは質を上げて気功運動での「意識呼吸」をするのも大いに効果があり、

そうした「行い」をすることがなければ、

当然に「低酸素体質」になります。

低酸素体質ならば、呼吸力が弱いこともあり、必然的に「喘息 気管支炎 肺炎」

を起こす可能性は、当然になります。


私が少年時代から、まだそうした医学的根拠を知らず、

本能的にやって来た経験が実は生きていて、

いつも直感で「高体温体質」「高酸素体質」を掴むことをやっていた自分が可笑しく思うことがあります。

実は自分は、小さな頃から運動大好きな根っからのスポーツマン体質の人間で、

日本武道では剣道、柔道。

球技はサッカー、バスケット・ボール、バレー・ボールをやるのも好きでした。

小学校時代は、毎日の楽しみは体育の時間、中休み、昼休みでの「ドッジ・ボール」は大好きで、いつも最期の一人に残るタイプです。

ランニング、ハイキングも好きですし、

自転車はかつてはBMX:バイシクル・モトクロス、サイクリング。

意外に思われるけれど、自発的にコースを作ってゴルフもやっていた時期がありました。

夏は水泳、ボディ・ボードをやります。

そして思い起こせば小学校に上がる前から本を読むの好きでした。

6歳までの保育園時代は日本神話と日本の昔話しが好きで、

小学校時代から、大学を卒業するまでは、いつも成績がずっと良かった科目は国語、社会、体育です。

数学嫌いは今でもずっと変わらないのですが、でもチェスやカードゲーム、麻雀は好きで実数には実は強いです(笑)

食べ物については、母が岐阜~愛知県の出身で、母の作る田舎料理はとても美味しくて、

正月に実家へ帰る一番の楽しみは「食事」でした(笑)

11年前に他界した父は、母の料理がとても好きでした。

何か今判る気がします・・

フィットネス業界にスカウトされる前、武術優先のライフワークをしていて、

何かしら仕事をしなければならなかったので、京王プラザホテルに6年、ホテルニューオータニで3年合わせて9年間、レストラン・バーラウンジでのウェイターとバーテンダーをしていました。

当時からホテル業界というのは元々24時間体制なので、シフト制で「能力」があって顧客からの人気が出れば、ほぼ自由にシフト時間をコントロールできました。

その経験で、「フランス料理」「イタリア料理」「和食」

そしてバーテンダー仕事経験での「アルコール」には大いに鍛えられました(笑)

武術人間なので、姿勢は真っ直ぐで、記憶力は高いので、

支配人やシェフには、いつも可愛がられたので、西洋食には飽き飽きするほど堪能しました。

そして富裕層との連携してサービスの仕事をするホテルマンにも飽きて来た頃に、

ちょうど20年前の1996年にフィットネス業界へスカウトされ転職しました。

フィットネス業界は、ありとあらゆる意味で自分の天職なので、

毎日が楽しくて今に至ります。


関係ない前振りが長くなりましたが、

「西洋食」に精通していた自分の感覚では、

遅番で出勤し、オーダーにオーダーの連続で、ミスをしてはならない連続でストレスの溜まる忙しい仕事をこなし、

仕事の後に、美味しいと感じる食事の中での内容は、

「脂質」「動物性たんぱく質」「糖質」の数々という事実でした。

それを摂った翌日は、胃がもたれ、脳の活動は低下していました。

サービス業は感覚的なテクニックで、こなせることがあるので、

あまり問題はありませんでしたが、

そうした自身の経験で、

現代文明病の生活習慣病7大疾患の「高血糖」感覚は、

食事感覚で「あの積み重ね」とただの運動不足、での長き時間経過なのだという事実は理解できます。

何かしら、この「冬」

今までと少し感覚が変わったのは、

この長い間の「修業」人生で、

辿り着くべきところへ、辿り着けた。

そんな本能的直感を感じています。


日本の武術活動家で知らない方々が多いですが、

実は中国武術、太極拳、気功運動の根幹となる精神哲学があり、

それは「道教的心性」「儒教的規範性」「仏教的解釈性」の3つの融合の理解が出来てこそ、

「精神哲学」の成り立てられる世界観があります。

私はよく日本国内での武術活動での批判意識の根本はここにあり、

批判することが理由ではなく

「道教的心性」「儒教的規範性」「仏教的解釈性」をしっかりと学び勉強してから活動して欲しい、というアドバイスでもあります。


この私の実体験からの観点でみえる現代文明病ともいわれる生活習慣病7大疾患は、

「低体温」「低酸素」「高血糖」体質になると発症しやすいことが証明されているので、

「高体温」「高酸素」「低血糖」体質を作れば、

生活習慣病体質の該当から全部外れていくのは必定で、

心身感覚からの快適で「心地良い」実感で、

現代の病気には、まったく「無縁」になれる事実を、

「医科学根拠」の証明からも理解できます。

しかしながら、来週ぐらいから「世間」ではインフルエンザの流行が始まり、

心身の不調を訴える人が多く出て、

「健康法の指導者」もダウンすることも珍しくなく、

「健康不安」や「心身への心配」の「文言」があちこちから見聞きする時期になります。

毎年、これは「寒の入り」以降に始まります。


こうして私達の感覚では、

この冬もまた、立冬から数えて2ヶ月半の間、

この1週間で真冬型の身体:体質が構築されていて、

「今までに気を遣って、行ってきたところから、これからはさほど気を遣わない」ようになります。

しかしながら、世間一般や、太極拳活動・武術活動を行っている方々でも「養生」を知らない方々は、

「今までに気を遣わないで、行ってきたところから、これからはとても気を遣う」ようになります。

道教気功での、この「大寒」の時候での秘訣を教えてくれる言葉に、

「心境開明 万縁粛清」の8文字があります。


伝統中国的なシビアな感覚ですが、日本語との文法が逆になりますが、

「万縁粛清:幾万との関係は、この大自然の寒の気が粛清する」

「心境開明:粛清を受けた後、清らかな心身を持つ者者は、明るく開かれる」


「心境開明 万縁粛清」

有難う御座います。

「感謝!」