12月に入り、1週間が経ちます。
横浜へ移ってきたのが16年前、そして地域密着での武術普及活動を開始して14年。
随分と長い時間の中でやって来ていたことに気付きます。
振り返れば最初は競技チーム重視から、2007年の五禽戯を学びに亳州へ訪れた期間までが、第1段階で、
その後は伝統華侘五禽戯の普及と太極拳の普及に2010年ほどまで地味な活動へ務めたのが第2段階、
そして3段階目では、2011年の上海体育学院武術学院への研修から、翌年2012年から今年2015年まで、
武術競技では国際伝統武術ルールでの練習をする武術チーム:武術隊の新規発足、医学的意識を重視した健身養生をより高めてやってきた健身養生班、
そして本当の「中国武術界」にいれば常識ですが、2012年から国際標準化された「中国武術段位制」をほとんどの日本国内武術組織は、自前組織の独自の判断基準で作った検定試験ビジネスを重視するのみの傾向で、
全く取り扱わず、意識的に敬遠・無視する感覚でやって来てしまいました。
日本国内の太極拳組織は他の国にはない例外の例外で「趣味の延長」でビジネス化して成功してしまった珍しい例です。
(※そのために運営指導者たちが、正式な本物の技芸や理論を理解できず全体を巻き込んで敬遠しています)
こうした多くの年配世代の人が抱える「ガラパゴス旧世代思考」に昔から辟易していたこともあり、
思い切って単独で、私たちの組織が「日本で」こうした実技や理論、そして手続き上などの事務作業も含めて認定を受けられる単位の取得を頑張りました。
試しに「Youtube」の検索で「wushu duanwei」「Taiji duanwei」とやってみれば解ります。
ここで上海の武術大会や香港、今年のシンガポールなどでの国際大会、研修地点として復旦大学武術協会との連携システムでの「国際武術評価制度」を完成し第3段階で今までに行いたかった仕事が終わった気がします。
ようやく全体が落ち着いたこともあり、やはり中国は遠く経済的負担も大きいので、同一基準内容での「段位検定」での日本版システムを、これから少しずつ皆さんとで構築していきたいと思います。
日本国内は全く手付かずなので、このシステムの将来的な付加価値は高くなると思います。
この冬の練習活動の中で、総仕上げの発表会みたいに、新春の訪れを感じられる頃に「中国武術段位制大会」の日本版「中国武術段位制演武会」みたいなものをやってみようと思います。
その中で、中国武術が「中国武術である特性」では、
武技:攻防技術と功法で心身を精神的にも肉体的にも「守衛・防ぐ」技能。
武舞:スポーツとしての競技武術・交流会演武などでの武術で「舞」という武芸的技巧。
武戯:日々の練習活動での仲間同士内でのコミュニケーション、海外での国際文化交流としての充実したライフワークの達成度を上げていく感覚。
この3つの特性の中で「武戯」の重要性を運営責任者としての立場では、
今後一番大事にしていきたい、と考えています。
当然1の武技は普通の練習活動での皆さんへの日々段階的にレベルアップ確保へと考えています。
そして、2番目の「武舞」における項目は、
各々でもインストラクターになった皆さんはクラブでのイベントを活性化させたり、
新しい武術人士を育て、またこれから更に新たな発展へと結び付けたい「武術段位検定」での日本版システムへの仲間を増やしていくようになれたらと思います。
そして年に一度の交流会で全体で楽しみながらも普及へと繋げて、
当然に3番めの、武戯:日々の練習活動での仲間同士内でのコミュニケーションの輪を更に大きく、
そしてこれから考えているのは様々な文化人の皆さんとの交流で、
「武術世界」だけにこだわらず「アジアの歴史ロマン研究」「東洋伝統文化」での発展を行いたいと考えています。
やっぱり私自身の33年の武術経験、中国との往来30年で培った2000年以上続く歴史長き「中国」との文化交流から得たものは、
私たちの様々な生活習慣面にも大きな影響を与えてくれ、それが日本民族の応用発展が現代での快適なライフワークを構築できたことに感謝を感じ、
そして今日本国内での経済進行が全体的に今ひとつな現実に対し、本屋に並ぶ、中国敵視政策を生き甲斐にしている学者の著述書物とはうらはらに、
今年の流行語にもなった中国観光者の来日「爆買い!」
先月来日された、五禽戯伝承者の皆さんもお約束での爆買いに実際に付き合い、現場を拝見しました(笑)
今後は新しい世界の経済発展にも関係していくこともあり、
来年からは、新たな4段階めのスタートとして、
私の持つ中国との強いパイプを行政組織や企業経営の皆さんも一緒に、ご協力できたらと考えてもいます。
来年2016年は安徽省亳州市へ4度めの訪問は、その機会になると思います。
先月、京丹後市市長の中山泰さんは「京丹後市が日本の拠点になって 五禽戯、漢方薬、薬膳料理、観光、三国史など古代日本の倭と魏国の歴史研究などの友好交流をしていきましょう」と仰っていました。
私たちは関東地方での情報発信地や、今後の養生文化を扱った新しい「事業」展開や、
そして既に2007年の11月から8年間続けて来た伝統華侘五禽戯の日本研修地点、
当然武術活動を合わせて楽しみながら、無理なくやっていきたいと思います。
日々、騒々しい現代日本社会の問題に巻き込まれることなく、
明るく、楽しく、元気よく(笑)
頑張っていきましょう、よろしくお願い致します。
横浜へ移ってきたのが16年前、そして地域密着での武術普及活動を開始して14年。
随分と長い時間の中でやって来ていたことに気付きます。
振り返れば最初は競技チーム重視から、2007年の五禽戯を学びに亳州へ訪れた期間までが、第1段階で、
その後は伝統華侘五禽戯の普及と太極拳の普及に2010年ほどまで地味な活動へ務めたのが第2段階、
そして3段階目では、2011年の上海体育学院武術学院への研修から、翌年2012年から今年2015年まで、
武術競技では国際伝統武術ルールでの練習をする武術チーム:武術隊の新規発足、医学的意識を重視した健身養生をより高めてやってきた健身養生班、
そして本当の「中国武術界」にいれば常識ですが、2012年から国際標準化された「中国武術段位制」をほとんどの日本国内武術組織は、自前組織の独自の判断基準で作った検定試験ビジネスを重視するのみの傾向で、
全く取り扱わず、意識的に敬遠・無視する感覚でやって来てしまいました。
日本国内の太極拳組織は他の国にはない例外の例外で「趣味の延長」でビジネス化して成功してしまった珍しい例です。
(※そのために運営指導者たちが、正式な本物の技芸や理論を理解できず全体を巻き込んで敬遠しています)
こうした多くの年配世代の人が抱える「ガラパゴス旧世代思考」に昔から辟易していたこともあり、
思い切って単独で、私たちの組織が「日本で」こうした実技や理論、そして手続き上などの事務作業も含めて認定を受けられる単位の取得を頑張りました。
試しに「Youtube」の検索で「wushu duanwei」「Taiji duanwei」とやってみれば解ります。
ここで上海の武術大会や香港、今年のシンガポールなどでの国際大会、研修地点として復旦大学武術協会との連携システムでの「国際武術評価制度」を完成し第3段階で今までに行いたかった仕事が終わった気がします。
ようやく全体が落ち着いたこともあり、やはり中国は遠く経済的負担も大きいので、同一基準内容での「段位検定」での日本版システムを、これから少しずつ皆さんとで構築していきたいと思います。
日本国内は全く手付かずなので、このシステムの将来的な付加価値は高くなると思います。
この冬の練習活動の中で、総仕上げの発表会みたいに、新春の訪れを感じられる頃に「中国武術段位制大会」の日本版「中国武術段位制演武会」みたいなものをやってみようと思います。
その中で、中国武術が「中国武術である特性」では、
武技:攻防技術と功法で心身を精神的にも肉体的にも「守衛・防ぐ」技能。
武舞:スポーツとしての競技武術・交流会演武などでの武術で「舞」という武芸的技巧。
武戯:日々の練習活動での仲間同士内でのコミュニケーション、海外での国際文化交流としての充実したライフワークの達成度を上げていく感覚。
この3つの特性の中で「武戯」の重要性を運営責任者としての立場では、
今後一番大事にしていきたい、と考えています。
当然1の武技は普通の練習活動での皆さんへの日々段階的にレベルアップ確保へと考えています。
そして、2番目の「武舞」における項目は、
各々でもインストラクターになった皆さんはクラブでのイベントを活性化させたり、
新しい武術人士を育て、またこれから更に新たな発展へと結び付けたい「武術段位検定」での日本版システムへの仲間を増やしていくようになれたらと思います。
そして年に一度の交流会で全体で楽しみながらも普及へと繋げて、
当然に3番めの、武戯:日々の練習活動での仲間同士内でのコミュニケーションの輪を更に大きく、
そしてこれから考えているのは様々な文化人の皆さんとの交流で、
「武術世界」だけにこだわらず「アジアの歴史ロマン研究」「東洋伝統文化」での発展を行いたいと考えています。
やっぱり私自身の33年の武術経験、中国との往来30年で培った2000年以上続く歴史長き「中国」との文化交流から得たものは、
私たちの様々な生活習慣面にも大きな影響を与えてくれ、それが日本民族の応用発展が現代での快適なライフワークを構築できたことに感謝を感じ、
そして今日本国内での経済進行が全体的に今ひとつな現実に対し、本屋に並ぶ、中国敵視政策を生き甲斐にしている学者の著述書物とはうらはらに、
今年の流行語にもなった中国観光者の来日「爆買い!」
先月来日された、五禽戯伝承者の皆さんもお約束での爆買いに実際に付き合い、現場を拝見しました(笑)
今後は新しい世界の経済発展にも関係していくこともあり、
来年からは、新たな4段階めのスタートとして、
私の持つ中国との強いパイプを行政組織や企業経営の皆さんも一緒に、ご協力できたらと考えてもいます。
来年2016年は安徽省亳州市へ4度めの訪問は、その機会になると思います。
先月、京丹後市市長の中山泰さんは「京丹後市が日本の拠点になって 五禽戯、漢方薬、薬膳料理、観光、三国史など古代日本の倭と魏国の歴史研究などの友好交流をしていきましょう」と仰っていました。
私たちは関東地方での情報発信地や、今後の養生文化を扱った新しい「事業」展開や、
そして既に2007年の11月から8年間続けて来た伝統華侘五禽戯の日本研修地点、
当然武術活動を合わせて楽しみながら、無理なくやっていきたいと思います。
日々、騒々しい現代日本社会の問題に巻き込まれることなく、
明るく、楽しく、元気よく(笑)
頑張っていきましょう、よろしくお願い致します。